アベンジャーズ新作2本、『エンドゲーム』ルッソ兄弟は関与せず
2025年に2作連続公開を予定している映画『アベンジャーズ』シリーズの新作について、『アベンジャーズ／エンドゲーム』などのルッソ兄弟（アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ）は関与していないとマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが明かした。
マーベル・スタジオは、マーベルヒーローたちのドリームチームを描く『アベンジャーズ』シリーズの新作として、『アベンジャーズ：ザ・カーン・ダイナスティ（原題） / Avengers: The Kang Dynasty』を2025年5月2日に、『アベンジャーズ：シークレット・ウォーズ（原題） / Avengers: Secret Wars』を2025年11月7日に全米公開すると「コミコン・インターナショナル2022」で発表。
発表後にDeadlineの取材に応じたファイギは、新作もルッソ兄弟が監督するのかと聞かれると「彼らは関与していません。彼らはそのことについて、とても率直に話してきたと思います」と回答。「我々は彼らが好きで、彼らも我々のことが好きです。何かまた一緒にできるものを見つけたいと思っていますが、それはこれではありません」と二人が今回の『アベンジャーズ』シリーズ2本を監督することはないと語った。
『アベンジャーズ』シリーズ新作については、キャスト、監督、ストーリーなどの詳細はまだ伏せられている。わかっていることと言えば、アベンジャーズが立ち向かうことになるサノスに続く強大な悪役は、タイトルにあるように征服者カーン（ジョナサン・メジャース）となるということくらいだ。
ルッソ兄弟は、2014年の映画『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』でMCUデビュー。同作での手腕を高く評価され、『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ／エンドゲーム』と計4本のMCU映画を監督した。最新作はライアン・ゴズリング＆クリス・エヴァンス共演のアクションスリラー『グレイマン』でNetflixで配信中だ。（編集部・市川遥）