『ダウントン・アビー』映画版2弾、初日決定!予告編&ポスタービジュアル公開
人気テレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー」の劇場版2作目となる『DOWNTON ABBEY: A NEW ERA(原題)』が『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の邦題で9月30日より公開されることが決定し、併せてクローリー一族と使用人たち、ハリウッドスターが一堂に会するポスタービジュアルと、一族を巡る壮大なミステリーへと発展していく予告編が公開された。
2010年9月の放送開始以来、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝き、世界200以上の国と地域で親しまれた「ダウントン・アビー」。物語の舞台は、1912年から25年のイングランド北東部・ヨークシャーのカントリー・ハウスと呼ばれる大邸宅。グランサム伯爵クローリー家と使用人たちの人間模様を、歴史上の出来事を交えて描いた本シリーズは、2015年のシーズン6で幕を閉じ、2019年に劇場版として復活し反響を呼んだ。
劇場版2作目の舞台は、前作から1年後の1928年。広大な領地を収めるグランサム伯爵ロバート(ヒュー・ボネヴィル)らは、亡き三女シビルの夫トム(アレン・リーチ)がモード・バッグショー(イメルダ・スタウントン)の娘と結婚し、喜びに満ちていた。一方、長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)は傷んだ屋敷の莫大な修繕費の工面に悩んでいたところ、映画会社から新作を屋敷で撮影したいとのオファーが舞い込む。そんななか、母バイオレット(マギー・スミス)がモンミライユ男爵から南仏にある別荘を贈られたという知らせを聞いたロバートはその寛大すぎる申し出に疑問を抱き、家族を伴いリヴィエラへ向かう。
予告編では、映画撮影の対応に追われるダウントン家、当主であるロバートらが一族の秘密を追うこととなる南フランスの模様が主に収められている。メアリーがハリウッドスターがやって来て大騒ぎのダウントンを仕切る一方、南仏へ向かったロバートらは、そこで秘密めいた若き日のバイオレットの肖像画が見つかったことから、一族を巡る壮大なミステリーに足を踏み入れていく。最後は、バイオレットのクスリとさせる一言で締めくくられている。
本作は全英で4月29日に公開され、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア86%、観客スコア 97%(7月13日時点)の高評価を獲得している。キャストは、バイオレット・クローリー役のマギー・スミスをはじめお馴染みの面々に加え、「ハンニバル」シリーズのヒュー・ダンシー、『たかが世界の終わり』のナタリー・バイや、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに参加。脚本をシリーズ生みの親であるジュリアン・フェロウズ、監督を『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティスが務める。(編集部・石井百合子)