杉咲花、子ども時代は超アクティブ!鼻血を出しながらドッジボール
杉咲花が29日、都内で行われたアニメーション映画『ぼくらのよあけ』の公開アフレコイベントに登場し、報道陣を前に緊張しながら小学生役のアフレコに挑戦。役にちなんで、自身の子ども時代も振り返った。
本作は、宇宙とロボットが好きな小学生を主人公にした、今井哲也によるSFコミックを原作とするアニメーション。彗星(すいせい)が地球に接近中の西暦2049年夏、団地に住む小学4年生の沢渡悠真は、人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが何者かにハッキングされたことにより未知の存在からメッセージを受け、ある極秘ミッションを実行しようとする。
大勢の報道陣の前で公開アフレコに挑んだ杉咲は「とても緊張しました。ちょっと足が震えました。慣れないものを大勢のみなさまの前でやらせていただくのは緊張します」と照れ笑い。「表情や動きが決まっているものに声をあてる難しさや、(役の)感情を自分の中に落とし込むことへのプレッシャーはあります」と声優に対する思いも明かした。
続けて「主人公の声は重要ですし、ちゃんと表現できるように頑張らなければという思いでいっぱいでした」とオファー時を振り返る。黒川智之監督からは「気持ちが大事」と言われたそうで、「あまり経験があるわけではないからこそ、自分の中に芽生えてくる気持ちを一番大切にしてやっていけたらいいな」と考えていたことも打ち明けた。
作品にちなみ、2049年を予想することになると、杉咲は「緑が増えていたらいいな」と声を弾ませ、「自分は51とか52歳になっていると思うんですけど、このお仕事を続けていられたらいいな」と目を輝かせた。
さらに、子どもの頃に夢中になっていたものは? という質問が飛ぶと、杉咲は「ドッジボールにはまっていて、小学生の時の昼休みと夕方休みとか遊べる時間は常にドッジボールをして、鼻血を出しながら熱中していた記憶があります」と返答。「誤って顔面に当たってしまったんですが、それでも楽しくて、ボールを投げたり逃げたりしていました。(子ども時代は)泥んこになって遊ぶタイプでした」と笑顔で思い返していた。(錦怜那)
映画『ぼくらのよあけ』は2022年10月より全国公開予定