異世界居酒屋「のぶ」ドラマシーズン3放送決定 新キャストに平祐奈
主演に大谷亮平、共演に武田玲奈を迎えた「WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋『のぶ』Season2~魔女と大司教編~」の続編「Season3~皇帝とオイリアの王女編~」が、2023年に放送・配信されることが、29日に放送されたシーズン2の最終回後に発表された。
作家・蝉川夏哉原作の「異世界居酒屋『のぶ』」は、中世ヨーロッパ風な異世界とつながった、日本の居酒屋に集う人々を描いたグルメファンタジー。異世界の古都・アイテーリアとつながってしまった居酒屋「のぶ」を舞台に、異世界の住人たちが、庶民的な日本の居酒屋グルメに舌鼓を打つ姿と共に、温かな人間ドラマが展開する。
シーズン3でも、居酒屋「のぶ」の料理人・大将こと矢澤信之役の大谷と、常連客に愛される看板娘・千家しのぶ役の武田が出演し、監督・脚本も品川ヒロシが担当。シーズン2を撮影する段階で3の制作も決まっていたといい、昨年の夏に同時撮影が行われていたという。
メインストーリーとなるのは、「のぶ」の客である先帝陛下が推し進める、孫のコンラートと敵国オイリアの王女摂政宮・セレスティーヌとの見合い話。祖国のために政略結婚を受け入れることを了承し、アイテーリアへやって来たセレスティーヌは、かねてより密偵から報告が上がっていた”クシカツ”を食べようと、 居酒屋「のぶ」を目指す。
新キャストとして、セレスティーヌ役の平祐奈と、セレスティーヌの侍女・シャルロッテ役の中村里帆が出演。また、前作から引き続き、先帝陛下役の大和田伸也、アルヌ役の浅香航大、アルヌの部下でサクヌッセンブルク家の料理人・イーサク役の才川コージが登場する。
主演の大谷は、シーズン2とまとめて行った撮影に「本当に充実した約4か月間でした。また新たな登場人物を迎え、『のぶ』ならではの美味しい料理から広がる心温まるエピソードをお届けします。楽しみに待っていてください」とコメント。新キャストとなる平は「セレスティーヌの発する言葉が美しく、煌びやかな世界で撮影が出来て、『のぶ』では美味しい食べ物と出会えて最高のご褒美を頂きました。品川監督始め、スタッフのみなさん、個性溢れるキャストのみなさんがとても面白くて現場に行くのが毎回楽しみでした」と振り返っている。
再びメガホンを取った品川監督は「シーズン3は1、2に続いて美味しい料理が毎回登場するのはもちろんですが、のぶの従業員が増えて、さらに店内が賑やかになります。また、胸が熱くなるような展開も多く、編集中に僕自身も泣いてしまいました。そして大好きなアクションもたまにあります。生ビールを片手に見てください。今回も飯テロです」と自信をのぞかせている。(編集部・入倉功一)
「WOWOWオリジナルドラマ 異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~」は2023年放送・配信(全10話)