『ジョーカー』続編、レディー・ガガの出演が正式発表
米ワーナー・ブラザースとDCは現地時間4日、人気歌手のレディー・ガガが映画『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(原題) / Joker: Folie a Deux』(2024年10月4日全米公開)に出演することを、正式に発表した。ガガの公式Twitterには、続編のプロモ映像が投稿されている。
前作『ジョーカー』は、社会から軽視されてきた大道芸人アーサーが、悪のカリスマ“ジョーカー”に変貌していく過程を描いたドラマ。ジョーカー役で強烈なインパクトを残した主演のホアキン・フェニックスは、第92回アカデミー賞で主演男優賞に輝いている。
ガガが演じるとみられるのは、ジョーカーの恋人ハーレイ・クイン。ゴッサムの悪人たちを収容する精神科病院アーカム・アサイラムで働く精神科医だったが、ジョーカーと出会ったことで、彼の相棒として悪事を働くようになる。DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)ではマーゴット・ロビーが同キャラクターを演じている。
アニメーションで制作されたプロモ映像は、ガガもカバーしたことがある楽曲「Cheek to Cheek」に乗せて、ジョーカーとハーレイらしき人物がダンスする、ミュージカル続編らしい内容。ラストには、前作でも印象的だったホアキンの笑い声も聞こえてくる。
続編は、前作に引き続きトッド・フィリップス監督がメガホンを取り、スコット・シルバーと共に脚本を執筆している。フィリップスは、ガガが主演した映画『アリー/スター誕生』(2018)でプロデューサーを務めており、本作で本格タッグが実現する。(編集部・倉本拓弥)