『ONE PIECE FILM RED』シリーズ最高のオープニング成績
映画週末興行成績
8月6日・7日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、アニメ「ONE PIECE」の3年ぶりの新作映画『ONE PIECE FILM RED』が初登場首位に輝いた。土日2日間で観客動員は158万人に迫り、興行収入は22億5,400万円を突破した。
【動画】『ONE PIECE FILM RED』ウタ役・名塚佳織を直撃
『ONE PIECE FILM RED』は、原作者の尾田栄一郎が2016年公開の『ONE PIECE FILM GOLD』以来となる総合プロデューサーを務めた長編劇場版第15弾で、映画オリジナルキャラクターの歌姫・ウタをめぐる物語。世界中の人々を魅了するウタのライブが行われる島に海賊や海軍、モンキー・D・ルフィら麦わらの一味たちが集まる。監督は『コードギアス 反逆のルルーシュ』シリーズなどの谷口悟朗。脚本は、TBS日曜劇場「マイファミリー」や映画『キングダム2 遥かなる大地へ』(※共同脚本)などの黒岩勉。ボイスキャストは、ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、シャンクス役の池田秀一らのほか、歌姫・ウタの声優を名塚佳織、歌唱シーンをアーティストのAdoが担当する。
シリーズ最高興収68.7億円を記録した2012年公開の『ONE PIECE FILM Z』を上回るスタートであり、前作『劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』』(2019)の初日(金曜)から3日間の成績と比較しても178%という驚異的な数字。8月13日より、第2弾入場者プレゼントとして、「ONE PIECE カードゲーム チュートリアルデッキ」(50万パック限定)が配布される。
2位は、前週1位で初登場した『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が続き、2日間で動員34万3,000人、興収5億3,700万円。累計では動員181万人、興収27億2,400万円を突破している。公開4週目で3位の『ミニオンズ フィーバー』は累計で動員225万人、興収27億3,600万円、公開4週目で4位の『キングダム2 遥かなる大地へ』は動員242万人、興収34億円超え。
『トップガン マーヴェリック』は公開11週目で5位。累計で動員665万人、興収105億円を突破した。
今週は、二宮和也主演の『TANG タング』、クロマツテツロウの漫画を醍醐虎汰朗主演で実写映画化する『野球部に花束を』、『007』シリーズのレア・セドゥを主演に、出会って即結婚した夫婦を描く『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』、少年と子犬たちで構成されたチームの活躍を描く『パウ・パトロール 大空のミッション・パウ ロイヤルストーンをとりもどせ!』、2019年の香港民主化デモを180日にわたり記録したドキュメンタリー『時代革命』などが公開される。(編集部・石井百合子)
【2022年8月6日~8月7日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(初)『ONE PIECE FILM RED』:1週目
2(1)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:2週目
3(2)『ミニオンズ フィーバー』:4週目
4(3)『キングダム2 遥かなる大地へ』:4週目
5(4)『トップガン マーヴェリック』:11週目
6(5)『今夜、世界からこの恋が消えても』:2週目
7(7)『ゴーストブック おばけずかん』:3週目
8(6)『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』:3週目
9(圏外)『モエカレはオレンジ色』:5週目
10(10)『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』:9週目