永野芽郁が親友の遺骨と二人旅…新境地の熱演『マイ・ブロークン・マリコ』本予告が公開
永野芽郁が主演する映画『マイ・ブロークン・マリコ』（9月30日公開）の本予告映像が公開された。
平庫ワカの同名コミックを原作とする本作。鬱屈した日々を送るOLのシイノトモヨが、ニュースで親友のイカガワマリコが亡くなったことを知り、マリコの魂を救うために遺骨とともに旅に出る姿が描かれる。監督を『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキが務め、永野が鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨを演じる。共演には奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊が名を連ねる。カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭では最優秀脚本賞を受賞した。
今回、本予告映像が公開。遺骨に鋭い視線を向けるシイノ（永野）は、マリコ（奈緒）を学生時代から虐待し続けた父親（尾美）から遺骨を強奪。大絶叫し、包丁を突きつける怒とうの展開から始まる。顔の傷跡が痛々しいマリコとの思い出を胸に、マリコの遺骨を抱えて走り出すシイノ。二人の過去が思い出され、取り残されてしまったシイノは押し潰されそうになりながら、“たった一人の友”であるマリコのために前途多難の旅に出る。マリコに「死んでちゃ分かんないだろ」と投げかけるシイノの旅はどんな結末を迎えるのか、切なさあふれる全編への期待を高める予告編となっている。
あわせて、登場人物たちの表情を切り取った場面カットも公開された。（編集部・大内啓輔）