愛したはずの夫が別人だった…妻夫木聡主演『ある男』本予告が公開
平野啓一郎の同名小説を妻夫木聡主演で映画化する『ある男』(11月18日公開)より、本予告篇映像が公開された。
本作は、死後に別人と判明した男の身元調査を依頼された弁護士が、他人として生きた男の真実を追う姿を描く物語。主人公の弁護士の城戸章良を妻夫木が演じるほか、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明などが出演。監督を映画『愚行録』『蜜蜂と遠雷』などの石川慶が務める。
今回、本予告篇映像が公開。「3年と9か月、愛したはずの夫は全くの別人でした」というナレーションから始まり、ミステリーを感じさせる入口となっている。弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者・里枝(安藤)から、亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査の依頼を受け、大祐を“X”とし、真相を探っていく。彼はなぜ他人になりすましていたのか、謎が深まるなか、 里枝の「私はいったい、誰の人生と一緒に生きてたんでしょうね」というセリフから一変、里枝と息子・悠人は大祐=“X”への思いがあふれ出す。心揺さぶる展開に期待を高める仕上がりとなっている。(編集部・大内啓輔)