小池徹平「科捜研の女」新レギュラーに決定 渡部秀演じる橋口呂太は新たな道へ
俳優の小池徹平が、10月から放送される、沢口靖子主演の人気ミステリーシリーズ最新作「科捜研の女 2022」(テレビ朝日系・毎週火曜よる9時~)に新レギュラーとして出演することが明らかになった。また、2017年から渡部秀が演じてきた物理担当・橋口呂太は、新たな道を選択して科捜研を卒業するという。
「科捜研の女 2022」クールでモードなマリコのイメージビジュアル
「科捜研の女」は、京都府警科学捜査研究所(科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)ら個性あふれる研究員たちが、科学捜査で難事件に挑む人気サスペンス。これまで、木曜よる8時の木曜ミステリー枠で放送されてきたが、10月から新ドラマ枠に場所を移し、大人の科学ミステリーとして新たなスタートを切る。
小池が演じるのは、京都環境生態研究センターから科捜研に転職してきた、物理研究員・君嶋直樹(きみじま・なおき)。ひとり娘を溺愛する父親であり、仕事と家庭のバランスを大事に考える一方で、「人間の心の闇を科学で解明したい」という思いを抱えて科捜研にやってくる。「可能性」という言葉を聞くと目を輝かせ、前のめりになる性分。第1話では、古巣の環境生態研究センター所長が殺害される事件が発生し、いきなり元同僚たちを調べる立場に立たされる。
今年で俳優活動20周年を迎えた小池は、今回のオファーに「いや、もうビックリでした! これだけ長く続く作品に参加させていただけるなんて……。とても光栄なのですが、“僕でいいのかな”と転校生的な気分でプレッシャーが大きいです」と正直な思いを告白。君嶋役については「まだ模索段階」としながらも、「衣装合わせをしてしっくりきたのが、“パーカーに白衣”というスタイル。ラフさのある性格だけど、やるときはやる……といったメリハリが出せるキャラクターにしたいですね」と役柄へのイメージを膨らませている。
マリコ役の沢口とは初共演となり「僕の中ではやっぱり“マリコさん”の印象が強いので、沢口さんご本人がどんな方なのか、お会いしてお話しさせていただくのが今から楽しみです!」と期待に胸を躍らせている様子。「加入するからには作品に新しい風を吹きこんで、『お! 新シーズン面白いな』と思っていただけるようなスタートを切りたいです。歴代のシーズンをずっとご覧になってきた方にも、今シーズンから新たにご覧になる方にも『面白い!』と感じていただけるような作品にしたい」と抱負を語っている。
そして、2017年から物理担当研究員として活躍してきた橋口呂太(渡部秀)は、新たな道を選択して科捜研を卒業。呂太の進路は第1話で明かされる。マリコと強い絆で結ばれている土門薫(内藤剛志)をはじめ、風丘早月(若村麻由美)、宇佐見裕也(風間トオル)、藤倉甚一(金田明夫)、日野和正(斉藤暁)、佐伯志信(西田健)、涌田亜美(山本ひかる)、蒲原勇樹(石井一彰)らレギュラー陣は引き続き、マリコとともに難事件に挑んでいく。(編集部・入倉功一)