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『U・ボート』『エアフォース・ワン』ウォルフガング・ペーターゼン監督死去 81歳

R.I.P ウォルフガング・ペーターゼン監督(2016撮影)
R.I.P ウォルフガング・ペーターゼン監督(2016撮影) - Isa Foltin / WireImage / Getty Images

 映画『U・ボート』(1981)、『ネバーエンディング・ストーリー』(1984)、『エアフォース・ワン』(1997)などのヒット作を手掛けた、ドイツ出身の映画監督、ウォルフガング・ペーターゼンさんが、現地時間12日にすい臓がんのため、カリフォルニア州ブレントウードの自宅で亡くなったとDeadlineほか各メディアが報じた。81歳だった。

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 1941年3月14日にドイツのエムデンで生まれたペーターゼン監督は、第2次世界大戦下における、Uボート潜水艦の戦いを描く戦争ドラマ『U・ボート』が、米アカデミー賞において監督賞を含む6部門でノミネート。ミヒャエル・エンデのファンタジー小説を映画化した『ネバーエンディング・ストーリー』も大ヒットとなった。

 ハリウッドでは、ハリソン・フォードが合衆国大統領を演じた『エアフォース・ワン』のほか、クリント・イーストウッド主演の『ザ・シークレット・サービス』(1993)、コロナ禍で再度注目を浴びたパンデミック映画『アウトブレイク』(1995)、実際の悲劇がベースのディザスター巨編『パーフェクト ストーム』(2000)、ブラッド・ピット主演の歴史スペクタクル『トロイ』(2004)など、メジャー系の大作映画を監督。2016年には、再び母国ドイツでメガホンを取ったクライムサスペンス『ゲットバック 奪還』を発表している。(編集部・入倉功一)

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