ロック様、DC&マーベルは「いずれ交わるべき」クロスオーバー熱望
DC映画『ブラックアダム』(12月2日全国公開)で主演を務めるロック様ことドウェイン・ジョンソンが、DCとマーベルのクロスオーバーについて、 Total Film のインタビューで言及した。
ドウェインふんするブラックアダムは、あらゆる魔術を支配しようとするアンチヒーロー。シャザムの宿敵としても知られており、映画では5,000年の眠りから目覚めたブラックアダムが、破壊神として現代に君臨する。
ブラックアダムの登場によって、DCユニバースのヒエラルキーが変わると宣言しているドウェイン。自身の役割について「ゴールはユニバースを広げ、新しいキャラクターやスピンオフを誕生させること。プランに忠実であることだ」と明かし、野心を持ってユニバースを拡大していけば、将来的にDCヒーローたちとのクロスオーバーも可能になると語る。
さらにドウェインは、DCだけでなくマーベルとのクロスオーバーについても「楽観的だ」と言及。「映画製作やクリエイティブ面ではもちろんそうさ。DCのスーパーヒーローやスーパーヴィランがいる道の向かい側には、マーベルのスーパーヒーローやスーパーヴィランが存在する。両者はただ存在するだけでなく、俺はいずれ交わるべきだと考えている」とスタジオの垣根を越えたクロスオーバーを熱望している。
コミックでは実現したことがあるDCとマーベルのクロスオーバー。DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』とマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を手がけたジェームズ・ガン監督は、過去にクロスオーバーの可能性について関係者と話し合ったことがあると、2021年7月に自身のTwitterで明かしており、「可能性は低いが、不可能ではない」とつづっていた。(編集部・倉本拓弥)