こんなに大きく成長!『ジュラシック・ワールド』子役の現在
映画『ジュラシック・ワールド』(2015)に子役として出演していたタイ・シンプキンスに注目したい。
現在、日本では『ジュラシック』シリーズ最終章となる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開中で、興行収入40億円を突破する大ヒットを記録している。タイは2015年に新シリーズの第1作として公開された『ジュラシック・ワールド』で、ヒロイン・クレア(ブライス・ダラス・ハワード)のおいで、兄のザック(ニック・ロビンソン)と共にジュラシック・ワールドを訪れる、恐竜好きな少年グレイを演じていた。
タイはもともと幼い頃から子役として活躍。『リトル・チルドレン』(2006)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(2008)に出演後、シリーズ化もされたホラー映画『インシディアス』(2010)、『インシディアス 第2章』(2013)では主人公一家の息子ダルトン役を務め、『アイアンマン3』(2013)ではアイアンマン=トニー・スタークに協力する少年ハーレー・キーナーを演じた。
姉のライアン・シンプキンスもNetflix映画『フィアー・ストリート Part 2: 1978』などに出演する俳優で、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』や『ハングマン』(2015)では姉弟役で共演している。
『ジュラシック・ワールド』に出演したあとは、『アイアンマン3』で演じたハーレー役で『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にもサプライズ出演した。ラストの葬式のシーンで、一人で立っていた青年が彼だ。すっかり大きくなって、気づかなかった人も多いだろう。
『ジュラシック・ワールド』が公開された当時はまだ13歳だったタイも、現在は21歳。『ハムナプトラ』シリーズのブレンダン・フレイザーが主演を務める『ザ・ホエール(原題) / The Whale』に出演するほか、『インシディアス』シリーズ第5弾にカムバックすることが明らかになっている。(編集部・中山雄一朗)