SixTONESジェシー、地上波連ドラ単独初主演!“相方”市川猿之助とプロの芸人目指す
ジェシー(SixTONES)が、10月期の金曜ナイトドラマ「最初はパー」(テレビ朝日系・よる11時15分~)で、地上波連続ドラマ単独初主演を務めることが決定した。秋元康が企画・原作・脚本を手掛け、バラエティー番組「ゴッドタン」「あちこちオードリー」の佐久間宣行が総合監修を担当する本作は、ジェシーふんする主人公が、市川猿之助演じるコワモテの男とコンビを組み、プロのお笑い芸人を目指す姿を描く。
日頃からお笑い好きを公言し、プライベートでも多くの芸人と交流のあるジェシーが、本作で演じるのは、なにをやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太。豪太は、「父親の言いなりになって政治家になるのはイヤだ」と思い始めた矢先、ひょんなことからお笑い養成所に入学し、プロの芸人を目指す。お笑いの世界、そして養成所で出会った鬼講師や、キャラの濃すぎる生徒たちと関わるうちに、少しずつ変わっていく。
ジェシーは、「僕はお笑いが好きなので、その世界を舞台にした作品に自分が関われることがうれしいです。SixTONESのメンバーからは『金曜ナイトで主演ってすごいじゃん!』って言われました。僕もゲストで出演させていただいたことはあるんですが、まさか自分が主演させていただくとは! 緊張とプレッシャーがハンパないです。だから皆さんにお伝えしたいのは、『期待せず観てください』ということですね(笑)」とコメントを寄せている。
市川は、お笑い養成所で豪太と出会う澤村銀平役を担う。裏社会で生きてきたらしいコワモテの澤村は、年も性格も境遇もなにからなにまで違う豪太とコンビを組むことに。先日行われたビジュアル撮影では、ジェシーと市川が衣装のスーツに身を包み、市川のリードで即興漫才を披露したという。
市川は、「ジェシーさんとは、先日ビジュアル撮影のときにお会いしましたが、とても紳士的で、このままアドリブで漫才をひとネタできるんじゃないかと思うくらいセンスがおありで、頼りがいのある方だと思いました。ドラマでの初共演が楽しみです」と語っており、「最終的にはドラマ関係なく、2人でM-1優勝を目指したいと思います。私としては大真面目にふざけたいなと思っております。応援よろしくお願いします」と意気込んでいる。
なお、企画・原作・脚本の秋元は、ジェシーの単独初主演舞台「スタンディングオベーション」で企画・原作・脚本を手掛けたこともあり、お互いに「プライベートでも仲がいい」と公言している。(編集部・梅山富美子)
コメント
■ジェシー
僕はお笑いが好きなので、その世界を舞台にした作品に自分が関われることがうれしいです。SixTONESのメンバーからは「金曜ナイトで主演ってすごいじゃん!」って言われました。僕もゲストで出演させていただいたことはあるんですが、まさか自分が主演させていただくとは! 緊張とプレッシャーがハンパないです。だから皆さんにお伝えしたいのは、「期待せず観てください」ということですね(笑)。秋元康さんとは普段から連絡を取り合っていて、ずっと「ドラマをやりたいね」という話をしていたんです。まさかこんなに早く実現すると思っていなかったのでビックリしています。秋元さん、スゴイ(笑)! そして僕は芸人さんの友だちがたくさんいるんですよ。プライベートでもずっとボケているので、いろんな人にツッコんでいただいています。せいちゃん(霜降り明星・せいや)とは一緒に遊びに行く仲ですし、先日は斎藤さん(トレンディエンジェル・斎藤司)と食事して、ツッコんでいただきました(笑)。そう考えるとお笑いに縁があるのかな、と思いますね。ただ、芸人さんの友だちが多い分、実は難しさも感じているんです。豪太をどう演じればいいのか……秋元さんやスタッフの皆さんとしっかり相談します。先日、市川猿之助さんとビジュアル撮影をしたんですが、楽しかったです! バラエティー番組ではご一緒したことがあるんですが、その時よりもキャピキャピしてらっしゃいました(笑)。すごく優しい方なので、早くクランクインして撮影でご一緒するのが楽しみです。ファンの皆さんは僕がボケっぱなしなのはよく知っていると思うんですが(笑)、ドラマの中で豪太がいろんな人と関わって成長していく姿を楽しんでほしいですね。そして、お笑いファンの方にも観ていただけるような、僕たちの思いが伝わる作品になればいいなと思います。
■市川猿之助
お笑い養成所とは縁のないようなコワモテの男を演じると聞いております。まだ台本をいただいておりませんので、撮影当日までどんな内容になるかわかりませんが、楽しみたいと思います。ジェシーさんとは、先日ビジュアル撮影のときにお会いしましたが、とても紳士的で、このままアドリブで漫才をひとネタできるんじゃないかと思うくらいセンスがおありで、頼りがいのある方だと思いました。ドラマでの初共演が楽しみです。豪太と澤村も息の合ったコンビになれれば、と。最終的にはドラマ関係なく、2人でM-1優勝を目指したいと思います。私としては大真面目にふざけたいなと思っております。応援よろしくお願いします。
■秋元康(企画・原作・脚本)
僕は放送作家として、作詞家として、スターを夢見る人たちをずっと見守って来ました。そこにはいくつものドラマティックなできごとがありました。“理想と現実”の間で揺れ動くのは、芸能界だけのことではないでしょう。夢を追いかけることの大切さとその難しさを描いたドラマを作りたいと思って、この「最初はパー」を企画しました。普通、じゃんけんをする時の掛け声は、「最初は、グー!」ですが、何も持っていない掌(てのひら)が、いつか、グーやチョキやパーで、夢や希望を掴めるようにという願いを込めて、ドラマのタイトルを「最初はパー」にしました。「最初はパー」は、主演のジェシーくんと市川猿之助さんが演じる漫才コンビの名前です。さて、この漫才コンビ「最初はパー」は夢を掴めるのでしょうか? 同じクラスのほかの漫才コンビやコント集団やピン芸人の未来は? 楽しみにしていてください。さあ、視聴者のみなさんも、いつか、自分の夢を掴めるように、大きな声で叫びましょう。「最初は、パー!じゃんけんぽん!」
■佐久間宣行(総合監修)
今回、総合監修を担当することになりました。最初に企画を聞いたときは、秋元康さんらしい大胆不敵さに驚きました。毎回打ち合わせのたびに、脚本が上がるたびに、予想外の豪速球が飛んできます。面白いです。刺激的です。僕らが感じたドキドキと興奮と熱を、そのまま視聴者の皆様に届くように頑張らせていただきます。