SixTONES京本大我「束の間の一花」で連続ドラマ単独初主演!余命宣告を受けた講師役に
京本大我(SixTONES)が、10月期スタートの日本テレビ「シンドラ」枠のドラマ「束の間の一花」で連続ドラマ単独初主演を務めることが決定した。
タダノなつの同名コミックを実写化した本作は、奇しくも余命宣告をされた同じ境遇のふたりの“束の間”の恋を描いた物語。京本が大学で哲学を教える講師の萬木昭史(ゆるぎあきふみ)にふんし、向きで明るいヒロインの千田原一花(せんだいちか)に藤原さくらがふんする。「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の林雅貴が演出、『嘘八百』シリーズの今井雅子が脚本を手掛ける。
高校2年の春に余命2年の宣告を受けた一花は、宣告期間を越えて大学生となり、いつ終わりを迎えるかわからない日々を過ごしていた。大学で哲学講師の萬木が、優しく「生きる意味」を説く授業を受けた時、「生きる希望」を見つける。一花は萬木の講師室に通い詰め、次第に距離を縮めるが、萬木先生はある日突然大学を辞め、一花の前から姿を消してしまう。
京本演じる萬木は、孤独で少しミステリアスな役どころ。生徒から「単位ゆるゆるのユルギ」と呼ばれ、授業は人気だが聞いている生徒は少ない。唯一、真面目に授業を受ける一花と距離を縮めるが、ある日余命宣告を受け大学を辞職する。余命宣告を受けた孤独な哲学講師という役どころについて、京本は「僕自身、特別『ワー』って明るいタイプじゃなかったり『友達いっぱい作ろうぜ』っていうキャラクターでもないので、萬木の感じは等身大でいけるかなと思っています」と自身との共通点を明かした。そして「今を大事に生きていこうという間違いなく力強い、明るいエネルギーがたくさん詰まっています。きっと見ていただける皆さんに活力というか、すごく大きなパワーを与えられる素敵な作品だと思っています」と作品をアピールした。
一方、病気を感じさせない元気で明るい性格のヒロインを演じる藤原は「余命宣告されたらきっと塞ぎこんじゃう人が多いと思うんですけど、ちょっと一花ちゃんは変わっていて、それでも毎日生きることを楽しんでいる女の子だなと思いました。病気とどう向き合うかということより、好きな人ができて、毎日が明るく、そのことが生きがいになっていく所に焦点をあてていきたいと思いました」とコメントした。(今井優)