山本耕史、実写『ピノキオ』に声優参加で子どもとのコミュニケーション学ぶ
俳優の山本耕史が5日、都内で開催されたDisney+(ディズニープラス)で配信の実写版『ピノキオ』配信直前イベントに出席。劇中、ピノキオの良心となるコオロギ、ジミニー・クリケット役の声を担当した山本は、役を通じて子どもとのコミュニケーションの取り方を学んだことを明かした。この日のイベントには川原瑛都(ピノキオ役)、妃海風(ブルー・フェアリー役)、とろサーモンの村田秀亮(正直ジョン役)も参加した。
名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」とともに愛されるディズニーの名作アニメーション『ピノキオ』をロバート・ゼメキス監督が実写化した本作。孤独に暮らすゼペット(トム・ハンクス)が作った木彫りの人形・ピノキオに命が宿り、さまざまな冒険が繰り広げられる姿が描かれる。
プライベートで父親の顔を持つ山本は「一つ一つのシーンが心洗われるんです」と作品に感銘を受けたことを明かす。「ジミニー・クリケットが、どうやったらピノキオに大切なことが伝わるのか、彼なりのやり方でいろいろやっていくのですが、演じていて『こうやったら子どもたちが興味を持って話を聞いてくれるんだ』という学びがありました」と自身の子どもとのコミュニケーションの参考になることが多かったという。
また、家では「常にディズニー作品を観ているんです。今日も『アラジン』や『美女と野獣』を観ていましたが、僕が『ピノキオ』に出ることは言っていないんです。でも、CMが流れたとき『パパの声に似ているな』と言っていたので、もしかしたらわかるかもしれませんね」と語る。続けて「(子どもが自分の声をわかるかどうか)正直、いまの一番の楽しみかもしれません」と笑みを浮かべた。
イベント後半には、名曲「星に願いを」を登壇者の4人で歌うことに。山本は「僕は本編で『星に願いを』を歌っているわけではないので……」とやや不安そうな顔を見せるも、ミュージカルで鍛え上げた歌声で見事に名曲を歌い上げる。山本は「とても緊張しましたが、生の演奏に乗せて歌うことができました。とても温かい気分になりました」と満足した表情で語っていた。(磯部正和)
映画『ピノキオ』はDisney+(ディズニープラス)で9月8日より日米同時配信