川村壱馬ら『ハイロー』キャストTGC参戦!ランウェイで両陣営バチバチ?
『HiGH&LOW』シリーズと高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」「WORST」がクロスオーバーする映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』(9月9日公開)のキャストが3日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナで開催された「第35回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 AUTUMN/WINTER」(TGC)に登場し、映画の世界観を再現した演出で会場を盛り上げた。
同作は『HiGH&LOW』の舞台・SWORD地区の「O」を担う鬼邪(おや)高校と、「クローズ」「WORST」の舞台・戸亜留(とある)市内で恐れられる鳳仙学園の激突を描いた『HiGH&LOW THE WORST』(2019)の続編。今回は、川村壱馬(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)演じる花岡楓士雄が頭をはる鬼邪高と、鎌坂高校と江罵羅商業高校を傘下に加えた「三校連合」を結成した、”血の門”と呼ばれる高校・瀬ノ門工業の頂上決戦を描く。
この日のランウェイには、鬼邪高・楓士雄役の川村壱馬と高城司役の吉野北人(THE RAMPAGE)、瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平役の三山凌輝(BE:FIRST / RYOKI)、鳳仙学園・小田島有剣役の塩野瑛久ほか、芝マン役の龍(THE RAMPAGE)、辻役の鈴木昂秀(THE RAMPAGE)、氷室零二役の藤原樹(THE RAMPAGE)、岡章治役の長谷川慎(THE RAMPAGE)、風神役の陣(THE RAMPAGE)、モンジ役の堀夏喜(FANTASTICS)、カムイ役の木村慧人(FANTASTICS)ら11名が登場した。
会場では、本作の予告編に続いて、川村の「行くぞてめぇら!」の掛け声で、鬼邪高校メンバーがランウェイに登場。さらに「天下の鬼邪高も終わりだな」というセリフと共に、不敵な笑みをたたえた三山を筆頭とするメンバーが登場。ランウェイ先端で両陣営がバチバチに睨み合う演出で会場を盛り上げた。
ハードだったという撮影を回顧した川村は「続編なんですけど、前作からアクションが2倍、3倍に増えました。その練習のための準備が大変で」と苦笑い。「腕がバキバキでベッドからも起き上がれなくて……大変で……」と明かすと、塩野もこれに共感。「僕もバキバキでした。でも一番、彼(川村)が大変でした」と笑顔で振り返る。
川村は「今回、新規参戦キャストも大勢いたんですけど、積極的にみんなに話しかけるようにしていました。新しい輪を作ろうって」と共演者との関係性を大切にしたというが、「でも、こんなにいい人はなかなか集まらないだろうって人ばかりでやりやすかった」と感謝。そうして完成した本作について「ストレートで熱い友情を感じられる作品だと思います」とアピールしていた。
また、今回からシリーズに加わった三山も「アクションも魅力ですけど、ストーリーも素晴らしい。そこでこんな素晴らしい役を演じさせてもらえて嬉しいです。みんなとの出会いも、僕にとって宝になりました」と感慨深げに話す。塩野も本作への思い入れは強く「前回から携わったんですけど、僕はその時の鳳仙学園の制服で参戦しました。それが何より思い出深いし、嬉しくて……。作品への愛にもつながりました」と語り、「今回、3年ぶりの参加でしたが、参加できてすごく嬉しかったです」とシリーズへの熱い思いを明かしていた。(高橋ヒロシの「高」は、はしごだか)(取材・文:名鹿祥史)
映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』は