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森七菜&奥平大兼がW主演!「君は放課後インソムニア」映画化が決定

映画『君は放課後インソムニア』森七菜&奥平大兼
映画『君は放課後インソムニア』森七菜&奥平大兼 - (C) オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

 森七菜奥平大兼がダブル主演を務める映画『君は放課後インソムニア』が2023年に公開されることが明らかになった。

【写真】森七菜、白レース服姿が美しい!

 原作は、テレビアニメ化も発表された、2019年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中のオジロマコトによる同名コミック。石川県七尾市を舞台に、不眠症に悩む高校生・中見丸太(なかみ・がんた)が、文化祭の準備を抜け出して入った物置になっている天文台で、同じく不眠症の曲伊咲(まがり・いさき)と出会うことから始まる青春ストーリーが描かれる。

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 学校の使われていない天文台で出会い、不眠症という秘密で繋がった丸太と伊咲。休み時間や放課後になると天文台で一緒に昼寝していくようになるが、天文台を勝手に使っていたことを知られ、立ち入り禁止の危機に迫られる。丸太は伊咲との居場所を守るために天文部の部員になることを決意する。

 不眠症に悩む女子高校生の曲伊咲を演じる森は、アニメ映画『天気の子』で声優を務め、連続テレビ小説「エール」や映画『ラストレター』『ライアー×ライアー』、ドラマ「この恋あたためますか」などに出演。今後も是枝裕和監督が総合演出・脚本を担当したNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で主演を務める。

 同じく眠れない夜を過ごし、偶然にも天文台で伊咲と出会う男子高校生の中見丸太を演じるのは、本作が映画初主演となる奥平大兼。大森立嗣監督の『MOTHER マザー』で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第63回ブルーリボン賞新人賞などを受賞し、第72回ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞に輝いた『マイスモールランド』でも注目を浴びた。

 監督を務めるのは、西島秀俊を主演に迎えた『東南角部屋二階の女』で長編監督デビューを飾り、その後は『先輩と彼女』『スタートアップ・ガールズ』『記憶の技法』などを手掛けた池田千尋。『クリーピー 偽りの隣人』『空に住む』『Red』などで共同脚本を担当し、昨年放送されたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」に演出として参加した。

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 撮影は物語の舞台でもある石川県七尾市を中心に敢行された。(編集部・大内啓輔)

・森七菜(曲伊咲役)
中見や伊咲をはじめとする魅力的なキャラクターが過ごす時間は自分にとって憧れや理想のようなもので学生時代からずっとファンでした。もしこの作品を実写化するなら絶対参加したい。という気持ちが当時からありました。お話をいただいた時は驚きと、撮影が待ち遠しくてたまりませんでしたが、石川県七尾市での 1 ヶ月は想像を遥かに超える魅力的な毎日でした。とにかく景色が美しく、キャストのみなさんは漫画から飛び出てきたようで、私には眩しすぎました。あの子達が歩いた道を、みんなで辿ってきました。とにかく原作を大切に抱いて進んだ 1 ヶ月でした。16 歳のちっぽけな輝きが大きなオーラを纏う、そんな瞬間を感じていただけると思います。

・奥平大兼(中見丸太役)
まず一番最初にこのお話を聞いて台本を読んだとき、僕が演じる中見丸太だけでなく、登場人物全員に惹かれるものがありました。物語の雰囲気も色があって、とてもお芝居するのが楽しそうだなと思っていました。そしてクランクインして石川県の七尾市にお邪魔させていただいて、地域の皆さんがとても優しく、温かくて、すぐに七尾市が好きになりました。自分の学生生活では体験出来なかった事を撮影を通して体験でき、他のキャストの皆さんもほんとにそのキャラクターが存在してるかのようにピッタリで、お芝居するのも楽しかったです。2023 年にはアニメも放送されるということで、“君ソム”の世界を漫画、アニメ、そして実写映画とそれぞれの良さを楽しんでいただけたら嬉しいです。

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・池田千尋監督
この夏、七尾市という海沿いの街で、伊咲と丸太と共に生きました。森七菜さんと奥平大兼くんは、私の想像など軽々と超えて大きく膨らみ、伊咲と丸太として生きた時間をカメラに焼き付けてくれました。原作に感じた、今この瞬間にしかない奇跡のようなものが、二人が体現することで本当になっていく。そんな日々から生まれた映画です。世界へ繋がる扉を開こうと、もがき駆け抜けた伊咲と丸太の物語が、多くの人へとさらに繋がり開いていくことを願います。

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