トム・クルーズ、飛行機につかまり『ミッション』新作アピール 限界スタント映像公開
人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を撮影中のトム・クルーズが、空を飛ぶ飛行機の上からメッセージを送る姿を収めた映像が、米パラマウントピクチャーズのYouTubeチャンネルで公開された。今年4月にアメリカで開催された、シネマコン(映画興行主向けのコンベンション)の参加者向けに上映されたものだという。
【動画】ヤバすぎ!トムのメッセージ付き『ミッション:インポッシブル』ティザー予告(英語)
本作は、本物の迫力にこだわった限界アクション満載で、トム演じる敏腕エージェント、イーサン・ハントの活躍を描く『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾。前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続いて、クリストファー・マッカリーが監督・脚本を務める。
映像では、撮影地となった南アフリカの大空を飛行する複葉機につかまり、胴体にしゃがんだトムが、参加者にメッセージを伝える姿が映し出されている。見ているだけで肝が冷える映像だが、トムは平気な様子で、大スクリーンで観てもらうためにこの映画を撮っていると、映画館への愛たっぷりにコメント。その後、マッカリー監督が乗る別の飛行機が登場すると、撮影を続けるために両機は旋回。翼につかまり、飛行機の胴体に立ったまま急降下していくトムは、カメラに向かって手を振る余裕さえ見せている。
映像に続く、5月に公開済みの『デッドレコニング PART ONE』ティザー予告編では、トムがバイクで断崖絶壁から落下するなど、今回も命懸けのスタントに挑んだ様子が収められている。このシーンのためトムは、1万3,000回ものバイクジャンプを行い、1年以上にもわたるトレーニングを積んで撮影を敢行し、「俳優人生で最も危険なスタントを行った」と語っている。そのほかにも予告編には、列車の屋根上での戦闘シーンやカーチェイスなど、迫力のアクションシーンの一端が映し出されており、公開への期待が増す仕上がり。日本公開日は未定だが、全米公開は第7弾が2023年7月14日、第8弾が2024年6月28日を予定している。(西村重人)