ジャン=リュック・ゴダール監督91歳で死去『勝手にしやがれ』 『気狂いピエロ』など - 仏紙報道
映画『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』など数多くの名作で知られるフランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールさんが、13日に亡くなったと、フランスのリベラシオン紙が報じた。91歳だった。
ゴダール監督は1930年12月3日生まれ。有名映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」で映画評を書き、数本の短編の後、1959年にフランソワ・トリュフォー原案の長編デビュー作『勝手にしやがれ』を発表。映画運動ヌーヴェルヴァーグを代表する存在として、世界的に知られた。
『女は女である』『気狂いピエロ』『アルファヴィル』『中国女』『カルメンという名の女』『ゴダールのマリア』『ゴダールの決別』ほか、数多くの作品を発表。2015年には3D作品『さらば、愛の言葉よ』が公開され、2018年に発表した『イメージの本』ではカンヌ映画祭のスペシャル・パルムドールを受賞するなど精力的に活動し、世界中のクリエイターたちに影響を与え続けた。(編集部・入倉功一)