吉川晃司、朝ドラ初出演「舞いあがれ!」で鬼教官役!
ミュージシャンで俳優の吉川晃司が、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(10月3日スタート、月~土、NHK総合・午前8時ほか)に出演することが20日、発表された。吉川は連続テレビ小説初出演。福原遥ふんするヒロイン・舞が航空学校で指導を受ける鬼教官・大河内守役を務める。
吉川は「朝ドラの出演は初めて。『朝の顔』としては、私は威圧感があって不向きな気がしましたが(笑)、その威圧感こそが求められていたようです。『パイロットを目指す若い学生たちの前に立ちはだかる壁、妖怪でいう“ぬりかべ”のような存在でいてほしい』と言われて、オファーをいただいた理由がわかりました(笑)。そんな大河内を演じるにあたっては、むしろ物腰の柔らかい、言葉遣いも丁寧な人物として演じたいと提案させていただきました。そのほうが本当の怖さや厳しさが出ると思ったんです。大河内の厳しさの中にある、彼なりの哲学に注目してください」と語っている。
吉川が演じる大河内守は、航空学校・帯広校の教官。学生たちからは鬼教官として恐れられ、ヒロインの舞やエリート学生の柏木(目黒蓮・Snow Man)がいる班の担当教官として、着陸が下手な舞を厳しく指導する。容赦なく学生を退学させると言われており、舞にはなかなか理解してもらえないが、そこには大河内なりの人生哲学があるという役どころだ。
連続テレビ小説の第107作「舞いあがれ!」は1990年代から今の時代を描くオリジナル作品で、空への夢に向かっていくヒロインの挫折と再生のドラマ。脚本は桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太が担当し、語りはさだまさしが務める。主題歌は back number の「アイラブユー」。(清水一)