『HiGH&LOW THE WORST X』ラオウ役・三上ヘンリー大智って?
公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』に出演している、三上ヘンリー大智に注目したい。
『HiGH&LOW』シリーズと、高橋ヒロシ(「高」は「はしごだか」が正式な表記)のコミック「クローズ」「WORST」のクロスオーバー作品『HiGH&LOW THE WORST』(2019)の続編となる本作は、鬼邪高全日制の頭をはる花岡楓士雄(川村壱馬)の前に、瀬ノ門工業高校が立ちはだかる。
三上が演じたのは、“カラスの学校”の異名を持つ鈴蘭男子高校で最強の男と恐れられるラオウこと岬麻理央。楓士雄は、そんなラオウに会いに、戸亜留市にある鈴蘭を訪ねる。ラオウは高校生とは思えない伝説を持ち、その噂が鬼邪高まで広がるなど一目置かれているが、楓士雄たちはラオウの知られざる一面を目の当たりにすることになる。
堂々とした佇まいで、頼れる“兄貴感”にあふれるラオウを好演した三上は、青森県弘前市出身で、1996年4月6日生まれの現在26歳。プロのキックボクサーから、いまはEXFIGHT所属のプロMMA(総合格闘技)として活躍。本作で俳優デビューを果たした。
体重96kg(変動あり)という鍛え上げられた肉体と、191cmの長身で“最強の男”役に説得力を持たせている。劇中では、その身体能力を生かし、ド派手なアクションも披露。圧倒的なパワーで敵を一掃するシーンが見どころの一つとなっている。(編集部・梅山富美子)