実写版「ラスト・オブ・アス」ティザー映像公開 感染者クリッカーの姿が明らかに
PlayStationの大ヒットゲームを実写ドラマ化した「The Last of Us」(ラスト・オブ・アス)のティザー映像が現地時間26日、米 HBO Max 公式YouTubeチャンネルで公開された。
「ラスト・オブ・アス」は、「アンチャーテッド」シリーズなどを開発する Naughty Dog(ノーティードッグ)が2013年に発表したサバイバルアクション。謎の寄生菌によって崩壊した世界を舞台に、主人公ジョエルと人類最後の希望となる少女エリーが、迫り来る略奪者やインフェクテッド(感染者)と対峙しながら旅を続ける。1作目は全世界で600万本以上を売り上げており、 2020年には続編も発売された。
ドラマ版は、「ゲーム・オブ・スローンズ」などを手がけた米HBOが制作を担当。原作ゲームでアウトブレイクが始まった日とされている9月26日に合わせて公開された映像には、ジョエルやエリーはもちろん、エリーの友人ライリー、ジョエルの娘サラといったゲームのキャラクターたちが登場する。さらに、顔面が菌で覆われた感染者“クリッカー”の姿も明らかに。名前の通りカチカチと音を立てて周囲を把握するクリッカーは、インフェクテッドよりも凶暴な存在。おぞましい見た目はドラマ版でも再現されており、ジョエルやエリーの脅威となるに違いない。
ジョエルを演じるのは、ドラマ「マンダロリアン」でお馴染みのペドロ・パスカル。エリー役には「ゲーム・オブ・スローンズ」のベラ・ラムジーが起用された。その他、ガブリエル・ルナがジョエルの弟トミー役、ニコ・パーカーがサラ役、マール・ダンドリッジがゲームと同じく反乱組織のリーダー・マーリーン役で出演している。
ゲームのクリエイティブディレクターを務めるニール・ドラックマンが製作総指揮に名を連ねるドラマ版は、米 HBO Max で2023年配信予定。日本での配信時期は明かされていない。(編集部・倉本拓弥)