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「オリバーな犬」まさかの親子出演も!贅沢すぎるキャスティングに悲鳴

「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」5話より
「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」5話より

 オダギリジョーが脚本、演出、出演を務めるNHKドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」の第5話が27日に放送され、先週に続き松田龍平松田翔太兄弟の共演に加え、佐藤浩市寛一郎親子の顔合わせも見られる贅沢なキャスティングが話題を呼んだ(※一部ネタバレあり)。

【画像】「オリバーな犬」5話の贅沢すぎるキャストたち

 本作は、鑑識課警察犬係に所属する警察官・青葉一平(池松壮亮)が、相棒である警察犬オリバーと共に不可解な事件の数々に挑んでいく物語。シェパード犬のオリバーはなぜか主人公と視聴者にだけ、犬の着ぐるみ姿の「おじさん」に見える設定になっている。先週放送の第4話では、一平らが前シーズンから続く謎である北條かすみ(玉城ティナ)殺人事件と、ヤクザ組織「関東明神会」の若頭・龍門(松重豊)の毒殺に頭を悩ませる中、かつてかすみの遺体を発見したスーパーボランティアの小西さん(佐藤浩市)が失踪。5話は一日の出来事を追うストーリーが展開した。

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 突如一平とオリバーの前に現れた「関東明神会」の渡(仲野太賀)が北条かすみ殺しを自供するも、何だか話がかみ合わない。渡いわく「殺害した気がする」だけで記憶はあやふやだという。一平とオリバーが小西さんを捜索する一方で、前話に次々と現れた登場人物たちの意外な結びつきや、謎の老紳士・神々廻(橋爪功)の恐ろしい顔が明らかに。新たな殺人も発生する血なまぐさい様相を見せた。

 前回話題を呼んだ、松田兄弟演じるキッチンカーの準備をしていた「マガリ兄弟」にはどうやら別の顔があるようで、「関東明神会」と対立する半グレ集団「TMT」の宗手(永山瑛太)と接触。兄弟が用意した謎の装置を前に「最悪の時の保険」「リセットボタン」「使ったら後に引けない」などと物騒な会話を繰り広げており、松田兄弟と永山の共演が話題に。なお、龍平と永山は「まほろ駅前」のドラマ・映画で共演。翔太と永山は大河ドラマ「西郷どん」にそれぞれ徳川慶喜、大久保利通役として出演していた。

 終盤にオリバーと一平が、トントン牧場で拾ったメンバーズカードを手掛かりにたどり着いたある場所では小西さん役の佐藤浩市と、トントン牧場の作業員で神々廻ファミリーの雀を演じる寛一郎が一瞬、同じ画面に。共演シーンはないものの村上淳村上虹郎親子も登場。虹郎は、雀と同じく神々廻ファミリーの1人である苅磨を、父・淳は、映画館で渡と密会する龍門の右腕・鮫島を演じていた。宗手が目撃した通り龍門を殺害したのが神々廻の放った殺し屋マイケル(染谷将太)だった場合、二人は仇同士となる。また前シーズンに続き、オダギリの妻である香椎由宇も占い師役で登場。一平と同じく渡にも「大殺界ですね」と告げていた。

 その他出演者に、松たか子黒木華浜辺美波千原せいじ千原兄弟)、高良健吾河本準一次長課長)、シシド・カフカ河合優実佐藤玲風吹ジュン宇野祥平鈴木慶一ら。

 徐々に点と点がつながっていくミステリーに加え、ひしめく豪華な顔ぶれに「お腹いっぱい」「胸やけしそう」などうれしい悲鳴が続いていた。(編集部・石井百合子)

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