トム・ハンクス、自身の出演作で「結構良い」映画は4作だけ
映画『フィラデルフィア』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞主演男優賞に2度輝き、100作近い作品に出演してきた名優トム・ハンクス(66)。彼がその中で「結構良い」映画だと思うのは、4作しかないのだという。
トムは長編小説デビュー作「The Making of Another Major Motion Picture Masterpiece」を2023年5月9日に刊行予定。映画業界とスーパーヒーロー大作の制作の舞台裏を描く小説ということで、トム自身の長年の経験も反映された内容になっている。
同作についてPeople.comのインタビューに応じたトムは、「どうやって映画が作られるのかは、誰も知らない。みんな、自分は知っていると思っているけどね。僕はたくさんの映画を作って、そのうちの4つは結構いい出来だと思うけど、どうやって映画が完成するかということに今でも驚かされている」とコメント。「アイデアのひらめきから始まって、スクリーンに映し出される映像の明滅に至るまで、全てのプロセスが奇跡のようだ」と続けた。
映画作りの奥深さについて語ったトムだが、映画ファンが注目したのは、彼が「結構良い」と思う自身の出演作が4作しかないことだ。トムはこの4作のタイトルについては明かさなかったが、Twitterでは「絶対に4作以上あるよ。『ビッグ』『フィラデルフィア』『アポロ13』『プリティ・リーグ』『プライベート・ライアン』『キャスト・アウェイ』『グリーンマイル』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ロード・トゥ・パーディション』『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』『キャプテン・フィリップス』に『トイ・ストーリー』シリーズ」など、トム出演の名作をファンが次々に挙げていっている。(編集部・市川遥)