長澤まさみと連続殺人犯を追い詰める!鈴鹿央士『ロストケア』出演
松山ケンイチと長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』(2023年春公開)に鈴鹿央士、柄本明らが出演することが発表された。
本作は、42人もの人間を殺めた連続殺人犯とその事件を担当する検事が取り調べを通じて対峙し、なぜ彼が大量殺人を犯したのかという真相に迫る社会派エンターテインメント。葉真中顕のデビュー小説を『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』の前田哲監督が映画化する。
ドラマ「ドラゴン桜」「六本木クラス」などで注目の鈴鹿がふんするのは、長澤が演じる検事・大友秀美をサポートする検察事務官の椎名幸太。大友と共に連続殺人犯を追い詰め、隠された事件の真相究明に奔走する役どころで、鈴鹿は「松山さんと長澤さんのお芝居を特等席のような場所で見て感じることが出来て本当に幸せでした」とコメント。「本作はこれからの日本にとって大切なことを届ける作品になっているので、是非自分と同世代の方に観てもらいたい」とアピールした。
柄本が演じるのは、松山ふんする連続殺人犯・斯波宗典の父・斯波正作だ。献身的な介護士として慕われていた宗典が未曽有の連続殺人事件を起こした理由、そしてきっかけを、父は知っていたのか? 連続殺人犯の父という役に臨んだ柄本は「前田監督から手紙まで頂いたので、やるしかない」と出演を決めたといい、「松山さんと親子の役を演じて、あらためて松山さんに才能を感じました」と共演を振り返った。
そのほか坂井真紀、戸田菜穂、峯村リエ、加藤菜津、やす(ずん)、岩谷健司、井上肇、綾戸智恵、梶原善、藤田弓子が出演する。(編集部・中山雄一朗)