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青木柚主演『はだかのゆめ』東京国際映画祭に出品 本ポス&予告編公開

ポスタービジュアル
ポスタービジュアル - (C)PONY CANYON

 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」や映画『うみべの女の子』などの若手注目株・青木柚の主演映画『はだかのゆめ』(11月25日公開)が、10月24日より開催される第35回東京国際映画祭の Nippon Cinema Now 部門に出品されることが決定した。併せて予告編並びに本ポスタービジュアルも公開された。

【動画】青木柚主演『はだかのゆめ』予告編

 本作は、四国山脈に囲まれた高知県を舞台に、四万十川のほとりに暮らす一家、息子のノロ、母、祖父の親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語。5年ほど前より自身のルーツのある高知県に移住した甫木元空監督は、そこで祖父と、闘病中の母とともに暮らすなかで何気ない二人の言葉を書き留めたものを恩師の青山真治監督に送る作業を繰り返していた。当初は小説としてまとめていたその文章からシナリオ化したことが本作の始まり。撮影は昨年10月に行われた。

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 主人公ノロを演じるのは、ドラマ・映画出演が相次ぐ21歳の青木柚。現在映画『グッバイ・クルエル・ワールド』『よだかの片想い』が公開中。ディズニープラス「スター」のオリジナルドラマシリーズ「すべて忘れてしまうから」と、Amazon Original ドラマ「モアザンワーズ/More Than Words」が配信開始されたばかり。ノロの母に、甫木元監督が黒沢清監督の『大いなる幻影』の佇まいを意識して出演をオファーしたという唯野未歩子。謎めいた酔っぱらいの“おんちゃん”にミュージシャンの前野健太、甫木元監督の実の祖父が“じい”役として出演。脚本にも実際に祖父から聞いた話が散りばめられているという。

 予告編は、ノロの「生きてるものが死んでいて、死んでるものが生きてるような」という印象的なセリフとともに、日々の営みを切りとったもの。青山真治監督が甫木元監督に贈った言葉、黒沢清監督のコメントも収められている。本ポスタービジュアルは、部屋で机に向かうノロに「いつか夢にくらい顔をだ してくれたら」というコピーが添えられている。

 東京国際映画祭の Nippon Cinema Now 部門では、1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する。(編集部・石井百合子)

映画『はだかのゆめ』は11月25日より渋谷シネクイントほか全国順次公開

青木柚×甫木元空監督『はだかのゆめ』予告編 » 動画の詳細
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