前田公輝、朝ドラ反響の実感もさらなる飛躍を目指す
前田公輝が8日、都内で行われた2nd写真集「ちゅらたび」発売記念イベント取材会に出席し、朝ドラ出演の反響や、今後の目標などを語った。
約2年ぶりとなる2nd写真集は、念願の出演を果たしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の舞台・沖縄でプライベート旅をコンセプトに撮影。普段は見られないありのままの姿をさらけ出した前田の沖縄旅をのぞき見できる仕様になっているほか、30代に突入した今を語ったインタビューも収録されている。
前田は「2年ぶりだし、こんな短期間で出させていただくことに喜びを感じています。自分が家で鏡で見る表情がふんだんに詰まった一冊になったと思います」と自信を見せると、お気に入りとしてアグー豚のしゃぶしゃぶを食べているカットを披露。もともと沖縄料理は好きで、朝ドラ『ちむどんどん』を通じてより好きになったという前田は、美味しくて「カメラを忘れた瞬間でした」と振り返った。
そんな写真集は着々と友人たちのもとに届けられており、映画『HiGH&LOW THE WORST X（クロス）』で共演した THE RAMPAGE from EXILE TRIBE の吉野北人からは「ありがとうございます。じーっくり、じーっくり見ます」というLINEをもらい、自身は「マージでよろしくおねがいしまーす」と返したことを笑顔で明かした。
また、1st写真集を出した2年前と比べて「とてつもない変化」があったという前田は、「美容が好きで、アイマッサージをやったからこその目の大きさが違う」と自信をのぞかせ、「内面、外見いろんなアップグレードをしているので、お芝居の幅もそうですし、ブランドやオンラインサロンをやらせていただいたり、この二年間で道が広がったと思います」と充実感をにじませる。
そして、「役を通して、ある言葉をみなさんに届けて、没入してもらえるかを役者のモットーとして生きていますが、それ以上に自分の言葉でどれくらい発信できるかが一つの魅力になると思うので、日々の言葉や人格を磨いていくことを目標にできたらないいな。コミュニケーション能力とか、誰にも負けないような頭の回転を身に着けて、どんどん新しい自分を出していけたら」と目を輝かせた。
朝ドラ出演も“新しい自分”のきっかけとなった。前田は「別の現場で『智にぃにぃ』とか（言われて）、はじめまして（の相手）なのにみなさま知ってくださっているので朝ドラの影響力を感じました。沖縄に行ったときはCAの方から手紙をいただいたり、沖縄料理店の店主がサービスしてくださったりしました」と喜ぶ一方、「それくらい大きな役をいただいた感謝は強いですが、それ以上に自分が進化していかないと、智で自分の印象が固まるのは話が違うので、それを越えられるような自分になるのが次の目標」と力を込めた。（錦怜那）