『吸血鬼ノスフェラトゥ』リメイク版、ペニーワイズ俳優が主演
映画『ウィッチ』や『ライトハウス』のロバート・エガース監督が手掛けるリメイク版『吸血鬼ノスフェラトゥ』で、タイトルになっている吸血鬼をビル・スカルスガルドが演じるとDeadlineが報じた。
同じく人気ホラーのリメイク版『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズで、殺人ピエロ・ペニーワイズを見事に演じて観客を恐怖のどん底に落としていたビル。『吸血鬼ノスフェラトゥ』のリメイクはエガース監督悲願の企画であり、映画会社フォーカス・フィーチャーズの参加によって企画が具体的に前進し始めた段階で、早速ビルのスケジュールを押さえたのだという。
ヒロイン役として当初、名前が挙がっていたアニャ・テイラー=ジョイは、スケジュールの都合ですでに離脱している。現在はジョニー・デップの娘であるリリー=ローズ・デップを第1希望として出演交渉中だ。
『吸血鬼ノスフェラトゥ』は1922年のドイツ映画でホラーの傑作。今回のリメイク版は、19世紀のドイツを舞台に、呪われた若い女性(リリー=ローズ)と、彼女に付きまとう古代トランシルヴァニアのヴァンパイア(ビル)の執着、そしてそれがもたらす恐怖を描くゴシックホラーとなる。(編集部・市川遥)