「親愛なる僕へ殺意をこめて」冒頭から衝撃展開!山田涼介の“ふり幅”にも期待が高まる
山田涼介が主演を務めるドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系、毎週水曜よる10時~10時54分※初回15分拡大)が10月5日よりスタート。冒頭から驚きの展開を見せた(※一部ネタバレあり)。
「親愛なる僕へ殺意をこめて」は、井龍一と伊藤翔太による同名コミックを原作にしたサスペンス。連続殺人犯を父に持つ大学生・浦島エイジ(山田)が自らが二重人格であることを悟り、真相を明らかにすべく旅に出る姿が描かれる。キャストには川栄李奈、門脇麦、尾上松也、早乙女太一、高嶋政宏、桜井ユキ、佐野史郎、遠藤憲一らが名を連ねる。
冒頭から驚きの展開で幕を開けた本作。一人の女性が椅子に縛られ、拷問を受けて恐怖で震える姿が登場した。この女性は白菱凛で、演じたのは工藤美桜。最近ではドラマ「ドクターホワイト」「テッパチ!」などにも出演したが、これまでのイメージを裏切る迫真の演技を見せた。
そんななか、「人生楽しんだもの勝ち。楽しければそれでいい」と気楽な大学生活を送っている浦島エイジ(山田)が登場。友人のサトル(はじめしゃちょー)や柏木(岩本晟夢)とともにキャンパスライフを送っているようだったが、その笑顔の裏には殺人犯の息子という逃れられない境遇が付きまとっていた。
同じ大学に通う恋人・雪村京花(門脇)は、唯一のやすらぎといえる存在だったが、エイジの生活に変化が訪れるのが、押し入れの天袋から見つかった大量の札束と、1台のスマートフォン。実は、知らない間に3日間も寝込んでいたことを知ったエイジは、訪ねてきた刑事の桃井(桜井)から、この3日間で葉子(浅川梨奈)という女性がが失踪した日から遺体で発見されたことを知らされるのだった。
過激なシーンもふんだんに盛り込みながら、緊迫感たっぷりな物語が初回から展開。“もう一人の自分”が何をしていたのか、真相を追い求めるエイジにふんした山田の熱演も光った。ごく普通の大学生を装ってきたエイジが今後、さらなる危機に巻き込まれることも予想されるが、山田の演じ分けにも期待が高まる。怒とうのストーリーがどのような方向へ転んでいくのか、山田の演技のふり幅とともに目が離せない。(編集部・大内啓輔)