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キャスト一新!伝説のBL小説「タクミくんシリーズ」新シリーズ映画化決定

左から森下紫温、加藤大悟。
左から森下紫温、加藤大悟。

 ごとうしのぶによる人気小説「タクミくんシリーズ」が、新たに実写映画化されて2023年に劇場公開されることが決定した。

【画像】5作目のタクミとギイ

 原作は累計500万部を超える人気小説で、名門の全寮制男子校に通うふたりの男子校生が、さまざまな事件を経て、ついに恋人同士になる学園ラブストーリー。コミックス、カセット、CD、舞台化され、2007年に実写映画版『そして春風にささやいて』が公開、その後『虹色の硝子』『タクミくんシリーズ 美貌のディテイル』『タクミくんシリーズ Pure ~ピュア~』『タクミくんシリーズ あの、晴れた青空』と続いた。

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タクミくんシリーズ
原作小説「タクミくんシリーズ 完全版1」書影。 (C) ごとうしのぶ/KADOKAWA

 シリーズ6作目となる本作はキャストを一新し、新シリーズとして製作される。葉山託生(ハヤマ タクミ)役に新人の森下紫温、託生の恋人・崎義一(サキ ギイチ)役にミュージカル「刀剣乱舞」などで活躍する加藤大悟がふんする。監督は、旧シリーズに引き続いて横井健司が務める。

 今回の映画化について、原作者のごとうは「現在は日本だけでなくアジア各国でBLの実写作品が花盛りですが、BL映画の先駆けの頃に作られた1作目、右も左もわからぬ中、果敢に挑戦してくださった1作目のおふたり、2作目以降を演じてくださったおふたりも、主役を引き継ぐプレッシャーにたいそう緊張しながらも、自分たちらしさを窮めていこうと努力してらしたことを、昨日のことのように覚えています。そうしてバトンが渡されて、年月を経て、再び、新作映画が作られることは、原作者として、光栄以外のなにものでもありません。新しいキャストで、どのようなタクミくんの世界を作っていただけるのか、とてもとても、楽しみです」と期待を込めたコメントを寄せた。(今井優)

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