「天国大魔境」2023年テレビアニメ化決定!ティザービジュアル公開
「このマンガがすごい!2019」のオトコ編第1位に選ばれた人気漫画「天国大魔境」が、2023年にテレビアニメ化されることが決定。ティザービジュアルと原作者・石黒正数による記念イラストが公開された。
「アフタヌーン」(講談社)で連載中の本作は、「それでも町は廻っている」などで知られる石黒正数が手掛ける近未来SFアドベンチャー。2039年、未曾有の大災害により廃墟と化し、“人食いヒルコ”と呼ばれる化け物が巣食うようになった日本で、 “天国探し” の旅をするマルとキルコをはじめとした、少年少女を描く。
アニメーション制作は「攻殻機動隊」「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズなどの Production I.G が担当。公開されたビジュアルでは、崩壊した世界と対峙するマルとキルコが表現されている。
原作者の石黒は、アニメ化決定を祝福するイラストと共に「いや実は、滅び朽ちた日常風景の荒涼とした美しさや絶望感を描き出す手段としてはアニメが最も向いていると思っていました。しかし僕は漫画家ですからモノクロの静止画で四苦八苦していたわけですが…まさかアニメ化の企画が動き出すとは。アニメの生命を吹き込まれたキルコとマルがどんな旅をするのか、楽しみにしています」とコメントしている。(編集部・入倉功一)