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『月の満ち欠け』目黒蓮の80年代テイストの部屋を公開

『月の満ち欠け』より目黒蓮演じる三角
『月の満ち欠け』より目黒蓮演じる三角 - (C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

 第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午のベストセラー小説を映画化する『月の満ち欠け』(12月2日公開)。本作で目黒蓮Snow Man)演じる許されない恋に落ちる青年と、有村架純演じるキーパーソンの女性・正木瑠璃の新たな場面写真2点と、三角の部屋を写した8点が公開された。

【写真】部屋はこんな感じ!

 本作は、愛する妻子を亡くした小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした三角という無関係だった2人の人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯するなか、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こす奇跡を描くラブストーリー。主人公・小山内堅(おさない・つよし)に大泉洋、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性、正木瑠璃(まさき・るり)に有村架純、正木瑠璃と恋に落ちる大学生・三角哲彦(みすみ・あきひこ)に目黒蓮がふんする。監督は、今後『あちらにいる鬼』『母性』など新作映画の公開が相次ぐ廣木隆一

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三角と親密な雰囲気が感じられる正木瑠璃(有村架純)

 新たな場面写真2点は、東京の大学に通い一人暮らしをする三角が偶然再会した瑠璃を自宅に招き入れるシーンから。微笑む瑠璃から、二人の打ち解けた雰囲気が感じられる。

 三角の部屋のカットは、一昔前の家具や家電製品が表すように1980年の風景。また、フィルムカメラやアート関連の書籍、8mmフィルムの映写機が並び、レコードショップでアルバイトをする彼が音楽だけでなくカメラも嗜んでいることなど、パーソナリティーが垣間見える。

 美術は、廣木作品のほか『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『水曜日が消えた』『夜明けまでバス停で』などを手掛けてきた丸尾知行。装飾は『ノイズ』などの廣木作品や、『空白』などの吉田恵輔作品で装飾や美術として参加してきた吉村昌悟

 キャストでは、小山内の妻・梢に柴咲コウ、正木瑠璃の夫・竜之介に田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆいに伊藤沙莉らが名を連ねる。(編集部・石井百合子)

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