鈴木亮平×宮沢氷魚『エゴイスト』“母”阿川佐和子と3ショット公開
高山真の自伝的小説を鈴木亮平と宮沢氷魚の共演により映画化する『エゴイスト』(2023年2月10日公開)から、新たな場面写真6点が公開された。
本作は、14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔(鈴木)と、シングルマザーである母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢)を軸にした物語。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていくが、2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった……。監督は『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司。本作は、10月24日より開催される第35回東京国際映画祭でコンペティション部門に出品されている。
今は東京の出版社でファッション誌の編集者として、まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。新場面写真は、2人おのおのの感情を伝える6つのシーンを切り取ったもの。笑顔で互いに手を振る浩輔と龍太のほか、阿川佐和子演じる龍太の母・妙子を挟んだ幸せそうな3ショットなど。一方で、寂しげな表情を浮かべる龍太の姿も見られる。(編集部・石井百合子)