「ウルトラマンデッカー」謎の男はカナタの子孫デッカー・アスミ 谷口賢志、変身は「言葉にならない感覚」
22日放送の特撮ドラマ「ウルトラマンデッカー」(毎週土曜あさ9時~・テレビ東京系)第15話で、谷口賢志演じる謎の男の正体が、カナタの子孫デッカー・アスミであることが明らかになった。あわせて、ウルトラマンに変身した谷口から、出演に関するコメントも寄せられた。(以下、第15話の内容に触れています)
【動画】ダイナの姿も!「ウルトラマンデッカー」前半ダイジェストPV
「ウルトラマンデッカー」は、エキスパートチーム「GUTS-SELECT」に所属する主人公アスミ カナタ(松本大輝)/ウルトラマンデッカーら若き隊員たちが、未知の宇宙浮遊物体・スフィアに立ち向かう青春群像劇。先週放送の第14話で突如登場した謎の男は、カナタを追い詰めるアサカゲ博士/バズド星人アガムス(小柳友)の前に現れ、ウルトラマンデッカーへと変身。アガムスが生体結合した電脳魔人テラフェイザーと対峙した。
第15話で、男の正体が未来の宇宙でウルトラマンデッカーとなる光を手にした地球人“デッカー・アスミ”であることが判明。カナタの子孫であるデッカーは、アガムスの復讐を止めるため、未来から命がけでやってきた。カナタの使用するウルトラDフラッシャーも、本来は彼が使っていたものだ。
アガムスはカナタの時代の地球に来る時、自ら開発した時空移動システムを破壊していた。カナタが初めてウルトラマンに変身した時、デッカーは修理中の時空移動システムで、どうにかDフラッシャーだけを過去に送り、光をカナタに託していた。ようやく自身を過去に送ることができたが、システムは不完全なため長時間滞在することは出来ず、体力の消耗も激しい。時間切れとなり、未来へ帰る際には「アガムスを救ってやってくれ」という言葉を残した。
ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊全てに変身する快挙を達成した谷口は、「夢が叶いました。Dフラッシャーを掲げた瞬間、腕を十字に構えた瞬間、幸福と興奮と重圧と責任と、そして言葉にならない感覚に包まれました。それがウルトラマンを背負うことなのかもしれません」と感慨深げにコメント。「絶望の中にいても、夢と希望を持ち、絶対に諦めず、想いを誰かに繋げる。すべての夢や願いは叶わないかもしれないけれど、誰かのために必死に戦い続ければ、その想いは届く。『ウルトラマンデッカー』の想いが届き、受け取ってくれた皆様の、夢や願いが叶う未来へと繋がりますように。何度でも立ち上がり、共に生きましょう」とファンに呼びかけた。
また、後半戦に向けて第1話から第15話までの名場面をカナタのナレーションと共に振り返るダイジェストPVも公開。第15話で存在が示唆された、もう一人のウルトラマン=ウルトラマンダイナも登場し、今後の展開に期待が高まる。(編集部・倉本拓弥)