福士蒼汰、カンヌで流暢な英語披露 初の海外作品「夢が実現した」
大型国際連続ドラマ「THE HEAD」Season2(2023年世界同時放送&配信)に出演する俳優の福士蒼汰(29)が現地時間17日、フランス・カンヌで行われた世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」に出席。主要キャストと共にレッドカーペットをかっ歩し、初の海外作品出演について流暢な英語で心境を語った。
【画像】福士蒼汰、世界各国の俳優とレッドカーペットに!現地の様子
「THE HEAD」は、南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫るサスペンス・スリラー。日本から山下智久がメインキャストで出演し、話題を呼んだ。シーズン2は舞台を科学探査船へと移し、善と悪がぶつかり合う震撼の事件をスリリングに描写する。
キャストのジョン・リンチ、キャサリン・オドネリー、オリヴィア・モリス、モー・ダンフォード、ティエリ・ゴダール、製作総指揮のラン・テレムと共にレッドカーペットを歩いた福士。長期の撮影を共にし、距離を縮めた共演者たちとの参加に「ワクワク感とドキドキ感の両方があり、すごく高揚している感覚がありました!」と笑顔を見せた。
福士は、翌日18日に行われた本作のパネルディスカッションにも登壇。初の国際作品出演となった本作での経験について問われると、「この役をもらえた時は、とてもエキサイティングでしたし、同時に緊張も覚えました。海外の人と一緒に仕事をしたいというのが僕の夢の1つでしたので、海外作品に出演する夢が実現し、本当に嬉しかったです」と喜びをにじませ、「日本人として、外国で仕事をするのは時に困難なこともあります。日本では滅多に日本語以外でコミュニケーションを取る機会がないので、初めての経験も多く、苦労しました。でも、自分は新しいことに挑戦するのが好きなので、このチャンスに向けて精一杯努力し、また準備も入念に行って撮影に挑みました」と作品に込めた思いを語った。
国際色豊かなキャスティングについて、製作総指揮のランは「様々な国の役者を集めてインターナショナルな作品を制作することは難しいと思われていますが、私は全くそう思いません」とコメント。「キャラクターごとに役者を入念に選びました。最適な役者を見つけることができれば、役者の出身地は関係ありません。ドイツ人、フランス人、スペイン人、日本人、クルド人、中国人をパズルのように集めます。役のために選ばれた人たちです。国際制作に取り組むことはプラスなことであり、負担ではありません」と自信をのぞかせた。(編集部・倉本拓弥)