鈴木亮平&宮沢氷魚『エゴイスト』恋人役で相思相愛
第35回東京国際映画祭
映画『エゴイスト』(来年2月10日公開)で恋人を演じた鈴木亮平と宮沢氷魚が、24日に東京・日比谷で開催された第35回東京国際映画祭のレッドカーペットイベントで取材に応じ、共演を振り返った。
原作は、エッセイスト・高山真の自伝的小説。14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔(鈴木)は、シングルマザーの母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢)と出会い、誰かを心から愛する喜びを知るが、大切な人との関係はある日突然、断たれてしまう。『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』の松永大司監督がメガホンを取る。
本作で主演を務めた鈴木は、宮沢に対して「僕から見るとすごくピュアな方で、恋人役ということで自然に愛していけた、すごく相性がピッタシだったなと個人的には思っています」とラブコール。宮沢も「毎朝起きると亮平さんに会いたくなるくらい、恋しくなる時間がたくさんあって、それだけ二人の距離感というか、信頼関係があったんだなと思います」と応えるなど相思相愛の様子だ。
役づくりについては「僕が演じた役のセクシャリティーがゲイということで、ゲイの方々にたくさんインタビューさせていただいたり、モデルとなった方の知り合いにたくさんインタビューさせていただいたり、インタビューを重ねて作っていった感じですね」と鈴木。
宮沢は「親友にゲイの友達がいるんですけど、一緒に時間を過ごしていろいろ教えてもらったり、ジムのトレーナー役でもあるので、パーソナルトレーナーとして勉強したり、自分もトレーニングしたりしました」と明かした。(取材・文:編集部・中山雄一朗)