三浦大知、NHK「ゲームゲノム」後半MCに就任 登場ゲームも発表
歌手・ダンサーの三浦大知が、NHKで放送中のテレビゲーム教養番組「ゲームゲノム」(全10回)の後半MC(第6~10回)を担当することが決定し、第5回から8回までで取り上げるゲームも明らかになった。
「ゲームゲノム」は、テレビゲームを文化として捉え、名作と呼ばれる作品の魅力を深堀りする教養番組。昨年10月に「DEATH STRANDING」(デス・ストランディング)の小島秀夫監督を招いたパイロット版の反響を受け、レギュラー放送として全10本が放送予定。三浦は、前半担当の本田翼からバトンを引き継ぎ、後半5本のMCを務める。
「自分自身、番組MCは初めての経験で、正直かなりドキドキしていて、まだ「本当に僕でいいんですか?」と思っています(笑)」という三浦だが、普段からゲーム実況動画を配信するなど、本田と同じく大のゲーム好き。「自分が大好きなゲームを熱く、深く語ることができる番組に参加させてもらえる貴重な機会をいただけたことが本当にうれしい、という気持ちが一番強いです。そして、作品の魅力を丁寧に伝えることはもちろん、ゲストの方の思いやクリエイターの皆さんが込めたメッセージや裏話を楽しく引き出せたらと思っています。僕も様々な“ゲームの遺伝子”をこの番組で受け取れることにワクワクしています」と意気込む。
また、後半の放送タイトルと扱うゲームも判明。第5回は、三浦とゲームクリエイターの竹内潤がゲストとして出演し「恐怖の正体~バイオハザード~」を放送。三浦のMC初回となる第6回は「閃きが歴史を作る~ロマンシング サガ2~」、第7回は「選択の重み~ライフ イズ ストレンジ / ライフ イズ ストレンジ 2~」、第8回は「ふるさとの作り方~天穂のサクナヒメ~」が放送される。第9回と第10回は今後発表される。
「ゲームの魅力や奥深さをどうやったら多くの人に伝えられるかー。この番組のコンセプトを聞いて、制作スタッフさんと打合せをするときに、その原点を大事にしたいと思いました。特に各作品の担当ディレクターさんが作った愛のあるVTRの熱量が凄いので(笑)スタジオでも、ゲストの方々とアツくて深いトークが見どころです」という三浦。
「ゲーム好きの人には、『分かる、分かる!』といった共感や『クリエイターの人は、ここはこういう風に作ったんだな』という発見がたくさんあると思いますし、そのゲームを知らない人が見ても「ゲームって、こういう感じ方や気づきがあるんだな」という新たな世界を知ることができる番組になっています。ぜひ、たくさんの方に見ていただければうれしいです」と視聴者に呼びかけている。(編集部・入倉功一)
「ゲームゲノム」は毎週水曜日23:00~23:29放送(NHK 総合・全国)