赤楚衛二、五島ロケで福原遥&山下美月と“超仲良し”に「修学旅行感がありました」
福原遥がヒロインを演じる連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか、土曜は1週間の振り返り)で、梅津貴司を演じている赤楚衛二。幼なじみ役を務める福原と山下美月と仲睦まじく撮影に臨んでいることを明かした。
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連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、ヒロインの岩倉舞(福原)の姿を描く物語。ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、大空に舞いあがるという夢に向かっていくさまを描き出す。赤楚は岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の息子である梅津貴司を演じている。
ヒロインを演じる福原と赤楚、そして久留美を演じる山下美月は、幼なじみ役を務める同士で和気あいあいとした様子だという3人。福原は「幼なじみだからこうしようといったこともなく、現場に行ったらすぐに仲良くなれて、そのままの3人の雰囲気で会話したら、すごくしっくりきました」という。
物語はのちのち、ヒロインの舞がパイロットになる夢をかなえるために航空学校へと舞台を移していくことになる。そうした変化があっても「幼なじみの3人の関係性や空気感はほぼ変わらない。どれだけ違う環境にいても、会った瞬間に元に戻れるような場所なのかなと思います」と赤楚は語る。撮影を通じて3人の絆は五島ロケでさらに強固なものになったという。
「今までも仲良しだったけど、五島で“超仲良し”という感じになりました(笑)。貴重な時間を過ごさせてもらって、修学旅行感がありました」
そんな赤楚だが、福原と山下には「助けられてばかり」と全幅の信頼を寄せている様子。「それぞれみんなが仕事に熱心で、純粋に応援してくれる。ピュアな心なので救われています。仲良くなれて良かったなと思います」としみじみ。
制作統括の熊野律時は撮影現場の雰囲気を「福原さんが真ん中にいて、気づいたらそこに陽だまりができて、みんながニコニコおしゃべりをしながらお茶を飲んで集まっているような雰囲気」と称していたが、これには赤楚も「その例えはすてきだな」と笑みを浮かべる。
「福原さんは陽だまり。会った瞬間に構えなくていいなというのがあったし、そこに入りたいと思わせてくれるような空気感がある。自分の気持ちが浄化されるような感じがするんです。そういう空気感を福原さんが作ってくれたのかなと思います」
福原も「貴司くんは、いつも笑顔でいるところとか、赤楚くんそのままという感じ。こんな優しい人って本当にいるんだというくらい。お芝居もそうですし、プライベートで話していても、本当に優しい。いつも笑顔で喋りかけてくれるので、現場でとても支えられています」と振り返った。(取材・文:壬生智裕)