衝撃のドラマ「きれいのくに」11月、CSファミリー劇場で放送
2021年に放送され反響を呼んだ吉田羊、稲垣吾郎、青木柚ら出演のNHKドラマ「きれいのくに」(全8話)が11月にCS「ファミリー劇場」で放送される。11月7日より2週連続月曜~木曜22:50放送、11月26日20:35より一挙放送。
本作は、「好きな人の、好きな顔になりたい」という多くが抱える容姿へのコンプレックスを題材にしたダークファンタジー。舞台は美容整形が当たり前となり、ほとんどの大人が同じ男(稲垣吾郎)と同じ女(加藤ローサ)の顔をしている、どこかの国の未来。理想の顔を手に入れることは果たして幸福なのか? という普遍的な問いを、ある高校生グループの青春群像を通して描き出す。
美容師の恵理(吉田羊)と税理士の宏之(平原テツ)は再婚同士。子どもはおらず、夫婦で優雅な生活を満喫している。二人は「結婚生活に不満はない」と映画監督(稲垣吾郎)のインタビュー取材に答えるが、恵理は夫に言えない秘密を抱えていた……。
高校生たちにふんするのは、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021~2022)、映画『うみべの女の子』(2021)、Amazonドラマ「モアザンワーズ/More Than Words」(2022)などの青木柚をはじめ、見上愛、岡本夏美、山脇辰哉、秋元龍太朗ら。脚本は劇団「劇団た組」を立ち上げ、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」(2019)、「死にたい夜にかぎって」(2020)、映画『わたし達はおとな』(2022)などを手掛けてきた劇作家、演出家の加藤拓也。演出をNHKドラマ「17才の帝国」(2022)の西村武五郎らが務める。(編集部・石井百合子)