松嶋菜々子「どうする家康」で21年ぶり大河 家康・松本潤の母役
松本潤が主演する大河ドラマ「どうする家康」(2023年1月8日スタート)の新キャストが7日に発表され、松嶋菜々子が徳川家康の母・於大の方(おだいのかた) 役を務めることが明らかになった。松嶋の大河ドラマ出演は、2002年放送の第41作「利家とまつ~加賀百万石物語~」以来21年ぶり、2度目となる。
「どうする家康」は、乱世を終わらせた徳川家康(松本)の生涯を「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの人気脚本家・古沢良太が新たな視点で描く物語。松嶋が演じる於大の方は、わずか15歳で竹千代(後の家康)を産み、その3年後に突然、実家の水野家が松平家と敵対関係になったことで離縁され、竹千代と生き別れることに。数ある困難にもめげず、乱世をたくましく生き抜き、天下人となる家康を支えた。
松嶋は、ドラマ「花より男子」「ラッキーセブン」「となりのチカラ」で松本と共演経験がある。「今までの関係は姉、上司、隣人、そして今回は母。更に素の松本くんと、様々な角度から関わらせていただきました。それぞれに違う顔を見せてくれて、どの作品にも真摯に向き合い冷静に状況を見渡す姿にはいつも感心させられます。今回の作品でも共に成長できることを嬉しく思います」と再共演を喜んだ。
本作で演じる於大の方は、「母、華陽院の慈悲深さ聡明さを受け継いだ於大は安寧の世を夢見、世相を見て子育てをする逞しく力強い女性だったと思います」と語る松嶋。「その於大という偉大なお方の役をいただけたこと、有り難く嬉しく思います」
また、脚本家の古沢とは本作で初タッグ。「これまで多くの話題作を書かれてきた古沢さんから於大を松嶋にと言っていただけたことはとても光栄でした」と明かすと、「和気あいあいとした家族像がユーモアたっぷりに描かれているので、於大の役づくりはとても楽しいです。ご期待に添えるようしっかりとお役目を務めて参りたいと思います」と意気込んだ。
松嶋のコメント全文は下記の通り。(編集部・倉本拓弥)
松嶋菜々子(於大の方役)
Q:役柄説明を読んで、また実際に演じてみて、於大の方の印象はいかがですか? 「どうする家康」出演への意気込みも含めてお願いいたします。
母、華陽院の慈悲深さ聡明さを受け継いだ於大は安寧の世を夢見、世相を見て子育てをする逞しく力強い女性だったと思います。その於大という偉大なお方の役をいただけたこと、有り難く嬉しく思います。
Q:「利家とまつ~加賀百万石物語~」に出演された際、印象に残っていることはありますか? その理由やエピソードもあわせて教えてください。
「利家とまつ」では、プロデューサーから、支え合う夫婦の物語を作りたいとお話しがありました。舞台は戦国時代ですが、戦乱の世の夫婦愛という視点がとても新鮮に感じたことを覚えています。お互いを支え合う夫婦関係、やりとりはユーモアもあり気持ちも入りやすく、台本にはまつの魅力が最大限に描かれていました。利家役の唐沢さんは、いつも明るく冗談を言いながら現場を盛り上げてくださいました。
Q:古沢良太さんお作品へのご出演は初めてでしょうか。古沢作品の印象や期待、「どうする家康」に関して楽しみにしていることをお伺いしたいです。
古沢さんの作品は初参加になります。これまで多くの話題作を書かれてきた古沢さんから於大を松嶋にと言っていただけたことはとても光栄でした。和気あいあいとした家族像がユーモアたっぷりに描かれているので、於大の役づくりはとても楽しいです。ご期待に添えるようしっかりとお役目を務めて参りたいと思います。
Q:主演であり、息子役の徳川家康役・松本潤さんとの過去の共演エピソードや、今回、大河でご一緒してみてのご感想、あるいは松本さんへのメッセージをお願いいたします。また、その他にもご共演を楽しみにしている方がいらっしゃいましたら教えてください。
松本潤さんとは何作目かの共演です。今までの関係は姉、上司、隣人、そして今回は母。更に素の松本くんと、様々な角度からで関わらせていただきました。それぞれに違う顔を見せてくれて、どの作品にも真摯に向き合い冷静に状況を見渡す姿にはいつも感心させられます。今回の作品でも共に成長できることを嬉しく思います。