戸田恵梨香、34歳になっても「門限は6時半」
戸田恵梨香と永野芽郁が15日、都内女子高校で行われた映画『母性』の公開直前イベントに登壇。緊張と興奮を抑えられない生徒たちから悩みを打ち明けられると、戸田らは自身の体験を交えながら親身になってアドバイスを送った。
本作は、実写化もされた「告白」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」などで知られる湊かなえの小説を廣木隆一監督が映画化。一人の女子高生の死を巡り、母・ルミ子(戸田)と娘・清佳(永野)それぞれの視点によって衝撃的な事実が浮かび上がる。
戸田と永野が会場に現れると、女子生徒たちは大興奮。「キャー!」「かわいい!」と悲鳴のような大歓声が飛び交い、MCを務める生徒は涙声で「お会いできた喜びで足がプルプルです」、質問する生徒も「汗だくです」とド緊張。そんな中イベントが進み、戸田と永野が口を開くたびに「かわいい!」の声があふれた。
学生時代の様子を尋ねられると、戸田は「ずっと笑っているか、寝ちゃっているような学生でした。学生時代はわたしもきらびやかだったと思います」とにっこり。永野は「楽しいことが大好きで、走ることが好きだったので、休み時間はずっと校庭で鬼ごっこをしていました」と微笑ましいエピソードを披露した。
過保護な親から自立したいという悩みを聞くと、戸田は「うちも過保護で、今34歳ですけど、実家に帰ったときは、いまだに門限(夜)6時半。基本的に暗くなってから出歩くことが全然なかったので、いまだに一人で夜歩くのが怖くて、守られていた証拠なんだなぁと思います」と吐露。
そして、「今理解できることもあるし、自分に子どもができたときに過保護になってしまう自分があるのかもな……と想像している」と推測すると、「自立しなければならない時が来たら、親御さんは応援してくれると思います」と優しく呼びかけた。
母親への感謝の伝え方を質問された永野は「花って人からもらえると嬉しいので、大事な日には贈ります」と返答。また、「そういう時は真剣には言えないから、ふざけて『サンキューな!』って渡します。ふざけないと無理。すごいお酒飲んでたら言えるんですけど、しらふで昼間だとどうやっていいかわからない」とはにかんでいた。(錦怜那)