菜々緒、フジGP帯ドラマ初主演で忍者に！鈴木伸之と夫婦役「忍者に結婚は難しい」
2023年1月よりフジテレビの「木曜劇場」にてスタートする新ドラマ「忍者に結婚は難しい」（毎週木曜よる10時～10時54分）で菜々緒が主演を務めることが明らかになった。菜々緒はフジテレビのゴールデン・プライム帯ドラマでは初主演。鈴木伸之と夫婦役で共演を果たす。
原作はドラマ化もされた「ルパンの娘」シリーズなどの横関大によるラブコメディー。“忍者の末裔”である夫婦が現代においても特殊任務を遂行し続けていたという設定で、物語が展開していく。
戦国時代に活躍していた忍者は主君に仕え、独自の忍術を駆使して、さまざまな戦いを人知れず支えてきたが、そのなかでも伊賀と甲賀は敵対関係にあったとされる（諸説あり）。本作では、ライバル忍者の末裔である二人が、お互いの正体を知らずに結婚。離婚の危機に直面するなか、それぞれに特殊任務が舞い込む、というストーリーが繰り広げられる。
菜々緒が演じる草刈蛍は、薬局で働く薬剤師にして甲賀忍者の末裔という役柄。正体を隠して物静かにしているが、人一倍気が強く、完璧主義で失敗や負けることが嫌い。身体能力の高さを毎朝ストイックなジョギングやトレーニングで鍛錬している。28歳のときに草刈悟郎と正体を知らないままに結婚する。
夫の草刈悟郎にふんするのは、菜々緒とはドラマ「HEAT」以来、7年ぶりの共演となる鈴木伸之。悟郎は郵便局に勤務する一方、伊賀忍者の末裔をいう裏の顔を持つ。忍者としての任務遂行では機敏な“忍び”としての行動に長けており、忍者らしく手裏剣だけは誰もが認める腕前を持つ。忍者一族から抜け出したいという気持ちを抱えるなか、蛍と出会う。
菜々緒と鈴木が織りなす秘密を抱えた夫婦関係を軸としたラブコメディーに、忍者サスペンス要素が加わったストーリーが描かれる本作。劇中では、忍者ファンたちが集うグッズ満載の「忍者居酒屋」や「忍者ダンス」の配信、さらに隠密任務作戦においては、偵察用の「ドローン」が使われるとのことで、現代的な要素を盛り込んだ演出が見どころとなる。（編集部・大内啓輔）
菜々緒のコメント
・本作のオファーを受けたときの感想を教えて下さい。
わたしは占いによく行くのですが、前世を占ってもらうと必ず“魔女”か“忍者”と言われているので、いずれ忍者の役をいただけるのかなと思ってました。オファーをいただき純粋にすごくうれしかったです。もしかしたら、自分自身が昔やっていたかもしれないという感覚もあり、忍者を演じるというよりは、今まで通りやるだけという感じでドラマに望みたいと思っています。
・本作の“役柄”（夫婦・忍者）を演じるにあたって
頭脳や体力などすべてに優れている甲賀というしきたりある流派の中で活躍する女忍者として、妻として、その表情や所作など細かい部分を意識しながら演技をしていきたいと思います。
・作品のみどころをお願いします
恋愛感や結婚あるある要素だけでなく、互いに正体を知らないまま結婚した伊賀と甲賀の忍者夫婦の行く末に是非注目いただきたいです。日本国内だけでなく海外の方々にも楽しんで見て頂ける作品になるよう一生懸命取り組んで参ります。
鈴木伸之のコメント
・初の“忍者役”について
忍者と聞くと手裏剣や忍び足など、子供の頃になりきったり、思い描いたりしたイメージを持っていました。忍者の役というのはあまり聞き馴染みがないので、どう表現していけるのか。いまから自分自身に対しドキドキしております。
・脚本を読んだ印象をお聞かせください。
お互いが反対を向いているようで実は向き合ってるような、そんな表裏一体、ハラハラできる作品なのかと感じています。松田さんの脚本から出る個性を大切にしながら、“悟郎”（夫役）としてしっかりと作品に取り組まなければと感じています。
・菜々緒さんとの「夫婦共演」について
菜々緒さんとご一緒させていただけてうれしいです。どんな対照的な夫婦になっていけるのか。ここから約３カ月、苦楽を共にして最後には笑い合えるようなそんな日々にできたらと思っています。皆様、よろしくお願いします。