『パイレーツ・オブ・カリビアン』マーゴット・ロビー主演の新作企画が中止に
DC映画のハーレイ・クイン役などで知られるマーゴット・ロビーが主演を務める、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスピンオフ企画が中止になったと、マーゴット自身が Vanity Fair に明かした。
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『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、ジョニー・デップふんする海賊ジャック・スパロウの活躍を描く大ヒットシリーズ。スピンオフ企画は、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』でもマーゴットと組んだクリスティーナ・ホドソンが脚本を執筆し、女性キャラクターをメインに据えた、新たな登場人物たちによる完全オリジナルストーリーになると報じられていた。
マーゴットは、以前から新作のアイデアに取り組んでいたことを認めながらも「しばらく前からアイデアがあり、それを発展させてきました。もっと女性を中心にした……完全に女性が主役というわけではないのですが、これまでとは違ったストーリーができたらクールだと思っていたのですが、彼らはやりたくなかったようです」とスタジオの意向で中止になったことをほのめかしている。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、5月の時点で『パイレーツ』シリーズの新作2本の脚本を進めていることを The Sunday Times に明かし「一つはマーゴットが主役で、もう一つはそうでない」と発言していた。そのため、同シリーズには、少なくとももう一本の企画が存在していることになる。
米ディズニーとの企画は立ち消えとなったマーゴットだが、米ワーナー・ブラザースとの企画は順調な模様で、着せ替え人形「バービー」を題材にした実写映画『バービー(原題) / Barbie』が待機中。さらに、『オーシャンズ11』シリーズの新作映画で主演とプロデュースを務めると報じられている。(編集部・入倉功一)