『魔法にかけられて2』にはディズニーのオマージュがいっぱい
映画『魔法にかけられて』の続編『魔法にかけられて2』(11月18日よりディズニープラスにて独占配信)に、ディズニー作品へのオマージュが隠されていることが、17日(現地時間16日)に開催されたワールドプレミアで明らかになった。
『魔法にかけられて』(2007)は、おとぎ話の世界から現代のニューヨークに追放されてしまったプリンセス・ジゼルの姿をアニメーションと実写を融合させて描いたミュージカル・ロマコメ。続編となる本作は15年後を舞台に、ジゼルと恋に落ちたロバートの愛娘モーガンを中心に物語が描かれる。『ヘアスプレー』『ロック・オブ・エイジズ』などのアダム・シャンクマン監督がメガホンを取る。エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、ジェームズ・マースデン、イディナ・メンゼルら主要キャストが続投するほか、新キャストにマーヤ・ルドルフ、ジェイマ・メイズ、イヴェット・ニコール・ブラウン、ガブリエラ・バルダッチノらが加わる。
アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタンシアターにて開催されたワールドプレミアには、主演のエイミー、パトリック、ジェームズ、イディナら主要キャストが勢ぞろいしたほか、ディズニーキャラクターやプリンセスにふんしたファンが詰めかけ、まさにプリンセスたちによる舞踏会のような盛り上がりを見せた。
その中で、前作に引き続き音楽を務めたアラン・メンケンは、本作の楽曲について「ちょっとだけ話すと、『ファンタジア』にインスパイアされた曲があるんだ! もちろん、1作目の映画も、多くの歌からの影響を受けているし、僕が書くすべての曲には、何かへのオマージュが少し入っているんだ」と注目ポイントを明かした。さらにシャンクマン監督も「モーガンが歌う『パーフェクト』という曲には、ディズニー作品のイースターエッグがあるよ。アラン・メンケンとスティーブン・シュワルツがモーガンの為に、この美しい曲を書いたんだけど、そこには、『リトル・マーメイド』を意識したかなり目立つイースターエッグが盛り込まれているよ!」と前作同様にディズニー作品へのオマージュを楽しむことができると語った。(今井優)