アニメ『犬王』発声OK応援上映13日に開催決定
今年5月に劇場公開されロングランが続く、湯浅政明監督のアニメーション映画『犬王』の発声可能上映が、12月13日に新宿バルト9（19:10の回）で行われることが決定した。全国興行生活衛生同業組合連合会が定めるガイドライン、および政府の基本的対処方針に基づき「大声あり」のイベントに該当することから、座席の収容定員50％での開催となる。
本作は、古川日出男の「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に人々を魅了した能楽師・犬王と、呪いにより盲目となった琵琶法師・友魚（ともな）の友情を描くミュージカルアニメーション。湯浅監督をはじめ、野木亜紀子（脚本）、松本大洋（キャラクター原案）、大友良英（音楽）ら豪華クリエイターがタッグ。声優として、犬王にロックバンド・女王蜂のアヴちゃん、相棒の友魚に森山未來が声をあてている。
公開直後から発声禁止の「無発声“狂騒”応援上映」として上映イベントを開催していたが、12月14日のBlu-ray＆DVD 発売を記念して前日の13日に「発声OK！“狂騒”応援上映」の開催が決定。発声（歓声、応援）に加え、手拍子や拍手、応援グッズ（ペンライト、うちわ、タオル）の持ち込みも可能な参加型イベントとなる。チケットは12月3日からオンライン（0:00～）、劇場窓口（劇場オープンより）で販売。（編集部・入倉功一）