【ネタバレ】「ウォーキング・デッド」完結 感動の結末&サプライズに世界中が涙
人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の完結話となるシーズン11第24話「レスト・イン・ピース」が現地時間20日に全米放送、21日にディズニープラスのスターで独占配信された。2010年の放送開始から12年にわたって紡がれた壮大なストーリーに終止符が打たれ、世界中の視聴者が号泣し、SNS上では感動の声が続々と上がっている。(以下、完結話のネタバレを含みます)
“ウォーカー”と呼ばれるゾンビの出現によって終末世界と化したアメリカを舞台に、生存者の人間ドラマを描いてきた同作。シリーズフィナーレとなった第24話「レスト・イン・ピース」では、ダリル(ノーマン・リーダス)をはじめとする生存者と、巨大共同体・コモンウェルスを統治するパメラ・ミルトン(ライラ・ロビンズ)知事との戦いが終結。生存者が団結し、コモンウェルスに侵入してきたウォーカーの大群を一掃した。
主要キャラクター数名が命を落としたものの、クライマックスではコミュニティーに平和が戻り、生き延びた人々が談笑しながら食卓を囲う姿が描かれた。そんな中、ダリルは仲間のもとから離れることを決意。行方不明となった父リック(アンドリュー・リンカーン)と、彼を捜索している育ての母ミショーン(ダナイ・グリラ)の帰りを待つ娘ジュディス(ケイリー・フレミング)に、二人を連れて帰ることを約束し、バイクで新たな旅へと繰り出した。
ラストにして最大のサプライズとなったのは、シリーズを離れていたリックとミショーンの再登場。ドラマを彩った歴代キャラクターの姿を映し出しながら、お互いに宛てた手紙の内容が明かされる。ミショーンは馬を駆り、リックの居場所を探し続ける。市民共同体(CRM)の紋章が刻まれたベストを着たリックは、追跡されていたヘリコプターに見つかり、両手を上げながら笑みを浮かべた。
歴代キャストの勇姿を振り返りながら迎えた結末に、SNSでは「12年間、感動をありがとう」「涙が止まらない」「毎週の楽しみがなくなってしまった…」と終了を惜しむ声が投稿されている。アメリカ本国では、完結話の放送直後にトーク番組「トーキング・デッド」がオンエアされ、駆けつけた歴代キャストやショーランナーがフィナーレを祝福した。
メインシリーズは終了したが、「ウォーキング・デッド」ユニバースは今後も拡大し続ける。2023年には、リックとミショーンが主役の新シリーズ、ダリルの単独作品「ダリル・ディクソン(原題) / Daryl Dixon」、マギーとニーガンが登場する「ザ・ウォーキング・デッド:デッド・シティ(原題) / The Walking Dead: Dead City」とスピンオフ三本が全米放送される。(編集部・倉本拓弥)
「ウォーキング・デッド」ファイナル・シーズン最終章はディズニープラスのスターで独占配信中