舞台「キングダム」キャラクタービジュアル&帝国劇場で撮影したPV公開
2023年2月から帝国劇場で上演される、原泰久の人気漫画の舞台化作品「キングダム」の本ビジュアルとメインキャストの扮装写真が公開された。2025年に建て替えのため休館する、帝劇で撮影されたプロモーションビデオも公開された。
梅澤美波の楊端和も!舞台「キングダム」キャラクタービジュアル
紀元前、春秋戦国時代の中国を舞台に、“天下の大将軍”を夢見る少年・信と、中華統一の夢を掲げる後の始皇帝・エイ政(えいせい)の出会いと激闘を描く大ヒット漫画「キングダム」。今回は、山田和也演出、藤沢文翁脚本による初の舞台化となり、信役を三浦宏規と高野洸が、エイ政・漂役を小関裕太と牧島輝が、それぞれWキャストで務める。
本ビジュアルは、キャラクターにふんしたメインキャストがそろった豪華絢爛な仕上がり。さらにそのなかから、河了貂(川島海荷/華優希)、楊端和(梅澤美波(乃木坂46)/美弥るりか)、壁(有澤樟太郎/梶裕貴)、成キョウ(鈴木大河(IMPACTors・ジャニーズ Jr.)/神里優希)、左慈(早乙女友貴)、バジオウ(元木聖也)、紫夏(朴路美/石川由依)、昌文君(小西遼生)、王騎(山口祐一郎)らのキャラクタービジュアルも公開された。
本ビジュアルでも存在感を放つ、王騎役の山口は「衣裳、ヘアメイク、小道具、デザイナー、写真家……クリエイティブ・スタッフの皆さま方が、私を王騎に仕立ててくださいました。これからお稽古が始まります。紙面から溢れんばかりに矛を振り回し、人も空間も切り裂く、あの王騎の心意気を心を込めて演じたいと思います」とコメントを寄せている。
プロモーション映像には、三浦と高野、小関と牧島が役衣装で出演しており、帝劇の舞台が広大な中華の大地に一変するエモーショナルな仕上がり。帝劇での撮影に臨んだ信役の三浦は「もう何ヶ月か後には実際にこの場所で開幕しているんだと思うと、味わったことのない高揚感に包まれました」と振り返り、高野も「衣装を身に纏った瞬間、どんな強敵にも立ち向かえるような精神になり、帝劇の舞台に足を踏み入れ客席を見た時『これが将軍の見る景色です』と、偉大なる方からお言葉をいただいた気がしました。信と同じように」と喜びを語っている。三浦、高野、小関、牧島のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
舞台「キングダム」は東京・帝国劇場で2023年2月5日(日)~2月27日(月)上演
3月:大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月:福岡・博多座、5月:北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
三浦宏規(信役)
帝国劇場は言葉では言い表すことのできない厳かで、歴史と品格に溢れている特別な場所です。表から観客として訪れても、演者として楽屋入りしても身の引き締まる、特別な気持ちになります。そんな帝国劇場でキングダムの衣裳を身に纏い4人で映像を撮影した時、もう何ヶ月か後には実際にこの場所で開幕しているんだと思うと、味わったことのない高揚感に包まれました。
正直どんな舞台になるのかまだ全く予想がつきません。ただ必ず歴史に名を刻む舞台になるようこれから真摯に稽古に励んでいきたいと思います。
高野洸(信役)
衣装を身に纏った瞬間、どんな強敵にも立ち向かえるような精神になり、帝劇の舞台に足を踏み入れ客席を見た時「これが将軍の見る景色です」と、偉大なる方からお言葉をいただいた気がしました。信と同じように。
一心同体となれた撮影終わりはどっと疲れが来るんですが、それもまた気持ちいいです。
撮影から時間が経ち、事前稽古も近づいてきました。頑張ります!
小関裕太(エイ政・漂役)
「帝国劇場に立ってみたい」という言葉は俳優仲間の間で当たり前のように聞きます。
そのみんなが目指す舞台への憧れは僕にもあり、実際に立ってみると、景色を実感に落とし込むのに時間がかかりました。
想像よりも客席への距離が近く、お客様からも観やすいし、自分達からもお客様が見やすい劇場なのだなと思いました。
衣装を身に纏って歩いてみたり走ってみたり、剣を振るそぶりをしてみたり。
動画に収めたものを見返してみると、帝国劇場にエイ政として立つ本番の自分の姿が見えてきました。
普通は本番直前のリハーサルでしか確認できない舞台上での姿が、稽古期間に入る前にできたことはとても貴重な出来事だったと思います。
牧島輝(エイ政・漂役)
100年を超える歴史を持つ帝国劇場で、紀元前200年以上前の歴史が紡がれる作品であるキングダムが上演される事にとてもロマンを感じています。
漂として、政として舞台の上から見える景色はどんなものなのか、今からワクワクしています。
皆様に楽しんでいただけるよう、12月から座組一同精一杯頑張りたいと思います!