西野七瀬が女郎役、正月時代劇「いちげき」新キャスト6名発表
NHK総合・BS4Kにて放送される正月時代劇「いちげき」(2023年1月3日総合/BS4Kよる9時~10時29分)に、西野七瀬、工藤阿須加、じろう、奥野瑛太、尾美としのり、杉本哲太が出演することが発表された。
小説「幕末一撃必殺隊」を原案にしたコミック「いちげき」を原作にした本作は、幕末期を舞台に、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗(ごようとう)に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊「一撃必殺隊」の活躍を描いた痛快エンターテインメント時代劇。染谷将太、町田啓太、松田龍平が共演し、脚本を宮藤官九郎、語りを六代目神田伯山が担当する。
今回発表になったのは6名。西野が主人公・ウシが出会う女郎・園、工藤が一撃必殺隊に剣術を教える元新選組隊士・和田六郎、じろうが御用党の首謀者・相楽総三、奥野が相楽と共に御用党を指揮する薩摩藩士・益満休之助、尾美が島田と和田に陰で指示を出す勝海舟、杉本がウシの宿敵となる最強の薩摩藩士・伊牟田尚平を演じる。
あわせて、百姓集団「一撃必殺隊」の面々がそろったメインビジュアルも公開された。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も手掛けた吉良進太郎が担当したビジュアルは、夜明け前に佇む一撃必殺隊の姿と、雲の隙間から朝日があふれる空が描かれ、幕末という不穏な時代を力強く生きる彼らの未来を予感させるデザインに仕上がっている。(今井優)
西野、工藤、じろう、奥野、尾美、杉本のコメントは以下の通り。
西野七瀬/園(ソノ) 役
園は、一見すると大人の女性のようなイメージがありますが、年齢的にはまだ十代。監督ともお話しして、大人っぽくなりすぎず、ただ子どもでもなく、そのバランスを意識しつつ演じました。目の前ですごいことが巻き起こっていてもあまり取り乱すことがない、肝が据わっているところも園の魅力なのかなと思います。 青春群像として、エンタメ感のある、私自身もっと続きが見てみたいと思いました。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
工藤阿須加/和田六郎 役
元々、原作者の松本先生の漫画を読んでいたのでオファーいただいた時は素直にうれしいと思いました。演じさせていただいた和田は芯の通った侍。立ち振る舞いや剣術においても誰よりも武士らしい。農民と侍の違いも面白さの一つだと思います。時代を生きた若者たちの群像劇。そのエネルギーを感じてもらえたらうれしいです。
じろう/相楽総三 役
LIFE!でもよくご一緒させていただいてる塚地さんに「じろうくんにぴったりの役!」「原作のイメージまんま!」などと声をかけていただいて、楽しみにしていたら、冷徹で残酷な悪の親玉みたいな役でした。塚地さんとは今度ゆっくりお話したいと思います。
奥野瑛太/益満休之助 役
益満休之助、幕末の薩摩藩士…これだけでも身の引き締まる思いでした。幕府軍への挑発を繰り返す中、各々の立場やいろんな思惑が目まぐるしく交錯し、嫌な事や不本意なこともあったりして、必ずしも道義的ではなく、訳がわからなくなりそうになり「ありゃ?これ何のために誰のためにやってる?」なんて思ったりもしながら、それでも漠然からなくなりそうになり「ありゃ?これ何のために誰のためにやってる?」なんて思ったりもしながら、それでも漠然と個人的な信念を抱き、敢えて肩肘張って、時には刀を投げ捨てて。と個人的な信念を抱き、敢えて肩肘張って、時には刀を投げ捨てて。激動していく時代に翻弄されながらも必死に生きようとする登場人物達の姿に、僕自身明日へのエネルギーをいただき、撮影に臨みました。ぜひ、だき、撮影に臨みました。ぜひ、御覧ください!! 御覧ください!!
尾美としのり/勝海舟 役
日本人なら知らない人はいないであろう勝海舟を演じさせてもらいました。勝海舟を好きな人には怒られそうですが、ちょっと軽い勝海舟になっていると思います。宮藤官九郎さんの台詞をキッチリ覚えて、現場で松田礼人さんの演出どおり演(や)りました。OKもらいました。私を怒らないで下さい。激動の時代、名も知らぬ若者たちの成長を描くドラマ「いちげき」ぜひ観てください!
杉本哲太/伊牟田尚平 役
宮藤官九郎さんの時代劇。楽しみでしかありません! 今回、薩摩藩の化け物侍の役をやらせていただきました。宮藤さんのシン・時代劇をお楽しみに!!