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『ブラックパンサー』続編、新作3本を抑えてV3!

全米ボックスオフィス考

映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より
映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』より - (C) Marvel Studios 2022

 先週末(11月25日~11月27日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が興行収入4,558万3,904ドル(約64億円)で3週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル140円計算)

かっこいい!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』フォトギャラリー

 前週比31.4%ダウンにとどめるなど強さを見せ、新作3本を抑えて首位の座をキープすることに成功した。累計興収は3億6,747万1,452ドル(約514億円)に達している。

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 2位から4位までは新作が並んだ。唯一の成功といえるのが、3位にランクインしたNetflix映画『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』。Netflixで12月23日に世界配信予定で、それに先んじて行われた劇場公開はわずか696館での1週間限定だが、興収940万ドル(約13億円)を稼ぎ出し、注目度の高さを証明した。ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ・ブランにふんしたミステリーシリーズ第2弾であり、第1弾『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』はライオンズゲート配給だったが、第2弾および第3弾の配給権は大手ストリーミングサービスによる争奪戦の結果、Netflixが競り落としている。

 ディズニー・アニメーション『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は興収1,215万1,384ドル(約17億円)しか上げられず2位デビュー。1億2,000万ドル~1億8,000万ドル(約168億円~252億円)の製作費がかかっていると報じられているだけに痛いところ。『トップガン マーヴェリック』のハングマン役で脚光を浴びたグレン・パウエルが再び戦闘機のパイロットを演じた『ディヴォーション(原題) / Devotion』も興収590万2,803ドル(約8億円)で初登場4位と苦戦している。(編集部・市川遥)

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11月25日~11月27日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
2(初)『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』
3(初)『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』
4(初)『ディヴォーション(原題) / Devotion』
5(2)『ザ・メニュー
6(4)『ブラックアダム
7(17)『ザ・フェイブルマンズ(原題) / The Fabelmans』
8(15)『ボーンズ アンド オール
9(5)『チケット・トゥ・パラダイス
10(3)『ザ・チョーズン・シーズン3:エピソード1&2(原題) / The Chosen Season 3: Episode 1 & 2』

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