ブルース・リー伝記映画の監督にアン・リー 主演は監督の息子
伝説のアクションスター、ブルース・リーの新たな伝記映画の監督が、『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー賞監督賞を受賞したアン・リーに決定し、リー監督の息子で俳優のメイソン・リーがブルース役で主演務めるとDeadlineほか各メディアが報じた。
米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下の製作スタジオ・3000ピクチャーズが手掛ける本作は現在、アレックス・ロウ、メイベル・チャンらによる初期バージョンの脚本を、『フォックスキャッチャー』(2014)、『カポーティ』(2005)などのダン・ファターマンが脚色中。リー監督は、ブルースの娘シャノン・リーらとプロデューサーにも名を連ねるという。
リー監督は「居場所を求め、135ポンドの体に強大なパワーをやどらせ、たゆまぬ努力で不可能を可能にした、類まれなる素晴らしい人物の物語を語らずにはいられないのです」とコメントを寄せている。
現在32歳のメイソンは、『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011)や、リー監督が手掛けた『ビリー・リンの永遠の一日』(2016)に出演。また、『目撃者 闇の中の瞳』(2017)、『一家の主』(2022)など台湾映画にも出演している。(編集部・入倉功一)